生き方

立ち位置の違い

2025年から突然「葬儀支援センター」と名乗り出した前橋の葬儀屋があり「同じ会社ですか?」と言われたので「立ち位置の違い」を明言しておきます。「あんしんサポート葬儀支援センター」なる名称は2008年NPO法人設立時、国内で初めて僕が付けた名...
生き方

ん~、、分からん

ジャネーの法則前回ブログで千明が「つい先日おせちを食べたばかりなのに――、」のような言葉を良く使うと書きましが、これを「ジャネーの法則」と呼び、5才の1年は人生の20%を占めるのに対し、50才の1年は2%なのは当然なんだけど、だから短く感じ...
我想う支援日誌

年末・年始の逝去対策

2025年もあと20日余り、千明に言わせると「つい先日おせちを食べたばかりなのに――、」だそうですが、家族に高齢者や病床者を抱える方は年末年始の斎場稼働日を把握しておき、必要であれば依頼する葬儀屋の状況や、もしもの場合の流れを確認しておきま...
一銭も要らないお葬式

復刻版を書き終えて、、

著書には今は行おこなってない事、今更言っても仕方のない事もあったり、時系列が前後してる内容もありましたので、省いたり、変更しながら一文字一文字打ち込みました。巻末「あとがき」に平成23(2011)年6月の記載、設立から丁度3年後、東日本大震...
一銭も要らないお葬式

「最終章」

本書は国内初の「葬儀支援センター」の話しを聞かせて欲しいと全国から来館してくれる方々から聞かれる「どうして葬儀支援を始めたのですか?」「代表の考える葬儀支援とは何ですか?」「葬儀屋と葬儀支援の違いは何ですか?」等々の質問への回答が種目的、そ...
一銭も要らないお葬式

「17」たった一人のお葬式

厳冬の言葉がピッタリの2月、午前8時ジャストに逝去の一報が入りシャワーを浴び、ドライアイスの準備をして病院に向かいますが、指定されたのは霊安室でも病室でもなく病院の待合所、到着すると玄関近くに停車して待合所に向かうと細身の女性が座ってました...
一銭も要らないお葬式

「16」7週間頑張ったお父さん

武井「おー、暫く」次男「あ、どうも」と笑顔で会釈する次男武井「お父さん元気に成った?」次男「きっと身体は悪くなってるんでしょうが、最近我が侭になって母さんと喧嘩してますよ」武井「うんうん、みんなは毎日病院通いを続けてるんだね」次男「え、あ、...
一銭も要らないお葬式

「15」初対面の僕に叱られた家族

武井「お父さんの余命は確か3週間ですよね? 葬式の打ち合わせは確かに大事だけど、もっと大事なことがあるでしょ? いいですか、あと3週間過ぎたら、お父さんと話しだって出来ないし、声を聞くことすら出来ないんだよ。今は少しでもお父さんと一緒に過ご...
一銭も要らないお葬式

「14」姉の死で後悔

高崎のお婆ちゃんと逢って7か月後の4月8日(花祭り)、先述の前事務長と他1名もお手伝い、お婆ちゃんも含め20数名が乗った中型バスで現地に向かうと散骨場近くに駐車、お婆ちゃんは山登りは出来ないのでバスで待機、徒歩3分で山林に到着すると各々好き...
一銭も要らないお葬式

「13」息子の遺骨を抱えたお婆ちゃん

2010年9月、高崎市在住のお婆ちゃんから散骨の話しを聞きたいとの電話、電話より直接逢って話したほうが互いに理解できるので来社できるかを確認、すると自動車は無く病院に行くにも手押し車と聞かされ出向くことになりました。数日後、聞いた住所を探す...
一銭も要らないお葬式

「12」偶然から散骨場取得

あんしんサポート事務所は経営する美容室の2階事務所に併設してあり、建物裏側の薄暗い階段を上らないと出入り出来ず、知らない人からすれば妖しさ一杯の葬儀支援センターですが、千明の従兄が胃癌で弱り始めた父親の事で相談に来ました。彼からすれば従妹が...
一銭も要らないお葬式

「11」初めての火葬支援パック

東日本大震災発生の10日前「2011年3月1日5万円火葬支援パック完成」の翌日、以前自宅訪問した事のある筋ジストロフィーという難病の方から電話、知り合いの息子さんが自宅で突然亡くなったが金銭面で余裕がないので助けて欲しいとの内容でした。朝の...
一銭も要らないお葬式

「10」ストレッチャー練習

霊柩車を動かすには予想以上に面倒な手続きと費用も掛かるらしい事は分かりましたが、具体的な内容は全く分かっていませんで早速ネットで検索すると代行料30万円とか50万円なんてのもあって、代行費用を見ただけで相当面倒であろう事が想定できます。横浜...
一銭も要らないお葬式

「9」霊柩車購入大作戦

初めてのオークション翌日午前8時14分オークション終了を確認、前日夜、翌日の流れをシュミレーションしました。・午前7時30分事務所集合・オークション終了1分前まで静観・残り30秒で現在価格に2万円上乗せて購入!うむ、、完璧!!翌日午前7時3...
一銭も要らないお葬式

「8」葬式の疑問

初めての葬式施行も含め葬儀屋毎と地域毎に様々な違いがある事が分かった事から、群馬県内を中部、西部、東部、北部の4か所に分けて施行代行してくれて信頼に足る葬儀屋さんを発掘しました。当時の僕は「ど」素人ですから、葬式の打ち合わせは自分で行い施行...
一銭も要らないお葬式

「7」初施行は最悪な葬儀屋

葬式の体裁を整えるとは、読経して戒名を付けて貰う葬式ですから菩提寺の布施確認、すると45万円と分かりましたが、叔父さんが出してくれるなら問題ありません。改めて打ち合わせを始める頃になると親戚が集まり始めたので、葬式依頼と布施の値引き交渉に行...
一銭も要らないお葬式

「6」葬儀屋紹介業は諦める

半年近く飛び込んだ「葬儀屋」と「寺」で様々な話しを聞かせて頂きましたが、結論から言うと自信を持って紹介できる葬儀屋との出逢いはなく「5万円で骨壺に納まるプラン」を話せる葬儀屋すらなく、当時火葬だけの葬式の最低料金は10万円+税、我々が目指す...
一銭も要らないお葬式

「5」家族目線の葬儀屋紹介業

「僕が葬儀屋を始めるには銀行融資を受けるから葬儀屋と大差ない料金設定をするしかない。葬儀屋以外で何が出来るかって言われたら座っていても分からないから、千明さんの時間がある時に色んな人達の話しを聞いてから考えるってのはどう?」「はい」と笑顔で...
一銭も要らないお葬式

「4」宗教儀式への疑問

日本で一番多いのは仏教の葬式ですから、キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教との比較でなく、仏教の葬式や法要の中で、無信仰者の僕自身が感じる疑問を調べてみました。仏教供養のひとつに白木の板に墨文字を書いた塔婆とうば(卒塔婆そっとうば)があり、...
一銭も要らないお葬式

「3」想定外の葬式

父親は60才頃に糖尿病発症、70才を超えた頃はすでに歩行も困難になったことから、行けるうちに最後の思い出としてグァムに行き、その後は父親との思い出を積み重ねながら終幕期を過ごしたようです。葬式は彼女1人で火葬だけ、焼骨はハワイの海に全て散骨...