これが老化現象なのだろう
前月と今月は片道1時間以上の遠方へのお迎え搬送も多く、夜間・深夜の搬送が続いたのもあるのでしょう。
先月は十数件、今月は1件断ったから、まだ6件にも拘わらず疲れが取れない自覚がある。ここ1週間ほどだけど早い時は午後10時前に眠ってしまう事も多く、そうなると夜中や明け方に目を覚まし、うつらうつらしながら午前8時起床、睡眠時間としては足りてると思うのですが疲れが取れない自覚があります。
当方の1件の施行とは「お迎え搬送」「安置・打合せ」「死亡届出」「葬式」「霊柩搬送」「散骨」までの行程があり、安置時に家族が逢いに来れば都度、逢える状態の準備と対応、昨年10月1日から前橋斎場の無料火葬は市民限定となった為、他市火葬が増え、死亡届出、霊柩搬送の移動距離が長くなったのも確かです。
老化対策は62才から開始
老化対策は7年前から行い、広告宣伝の廃止、対象者の限定など、日本で唯一断る葬儀屋と言われ年間50~60件を断り、最大時の半数以下まで減らして尚、条件によっては限界のようです。
昨日11日も散骨に向かう途中、突然の依頼を断ると「紹介して貰えませんか?」と言われましたが、葬儀屋とは立ち位置は勿論、実務面でも違い過ぎて紹介などできません。葬儀屋とは『葬式代行業』で利益を得る事を目的とした商売、あんしんサポートは残る家族の生活が守れる葬儀関連の支援センターです。
葬式打合せ5分・死後手続き等2時間
葬儀屋勤務経験は皆無ですが、葬儀社勤務経験8年の千明の話しでは、搬送後は「棺」「骨壺」等々をひとつ、ひとつ、決めながら1時間以上は打合せをするそうですけど、当方の葬式打合せは5分もあれば完了、事前入会で渡したパンフレットを確認してあれば不要だからで、棺など「どれにしますか?」の選択は一切なく、支払い総額も安置の時点で明確に計算して渡してます。
『何が分らないかさえ分からない家族』が大半、無知を利用し無信仰者にも「供養ですから」「最後ですから」と宗教儀式が当然と伝え、10人の家族葬で祭壇一杯の生花を勧め、火葬中は食事が当然と勧めるのが葬儀屋という図式の疑問は、入会相談にきた家族は納得しても入会相談に来てない家族がいると時間が掛かる。
また個々の家族毎に必要な手続きの話題になると2時間は覚悟する必要があり分り易い項目は以下、どうすれば良いかは、家族毎に費用面も含め最善と思われる具体的なアドバイスが中心です。
・故人名義の通帳の対処方法
・国保葬祭費の手続き
・生命保険の手続き
・各種引落しの対処方法
・死後年金の受給対処方法
・故人名義の自動車・携帯等々の対処方法
・故人名義の不動産名義変更対処方法
・墓閉じ対処方法
・遺産分割の法律
・遺言書がある場合の対処方法
・借金ある故人なら相続放棄の対処方法
・その他、個々の家族毎にある相談
これらの話しは次の搬送が入れば時間が取れる保証はありませんので、深夜・早朝の搬送時は正直きついですが、家族には絶対必要ですから、全て正確に理解できなくても、ひと通りの項目と流れだけでも理解すれば、不明な点は葬式期間の中で家族から相談できるからです。
これらの相談とアドバイスは完全無料、面倒で疲れるだけも分ってはいるのですが『残る家族の生活を守る』とは、葬式代行だけでは駄目、それが高額なら真逆の立場、こう書けば、葬儀屋と葬儀支援センターの違いが、似て非なる存在なのも、ある程度はご理解頂けるでしょう。
入会相談は1回限定
広告宣伝はしておらず、会員限定なのは対象者が限定されているからで、利用者からの紹介が大多数なのもあり事前相談は1回のみ、そこで入会の判断ができない人は後日入会はできません。迷うのは当方の支援内容は左程価値の無い家族ですから葬儀屋に行けば良いからです。
入会相談は葬式の合間に予約ですが、搬送依頼は突然ですから事前相談の日時を変更して貰う事もあり、事前予約しても葬式と重なる事も多い。明日13日は午前10時入会相談でしたが、9時20分前橋斎場での火葬、午後1時から家族葬と火葬が後から入った事で火葬に入ると戻って入会相談となりました。1時間ほどしかありませんので、後が詰まってる相談は忙しい空気となる事もあり申し訳ないです。
サラリーマンに葬儀支援はできない
今回の疲れは様々な条件が重なった結果だとは思うのですが、70才を超える来年以降は未体験ですから不安はあります。また当方の超低料金の維持に増員案は不可能ですから対応策が無いのが実情です。
会員さんの中には「料金を多少値上げしても良いのでは?」と言われる人も多いのですが、1名増員でも人件費として年間最低400万円が増える事になり、売上でなく利益400万円を得る仕事量をこなすのは、少なくとも僕と同様の知識とスキル・無休・24時間体制で無ければ増員1名では無理、更に一般社員が1名でもいれば労働基準法が適用されますから我々は今より大変になります。
更に弱者と呼ばれる本当に大変な家族が主対象ですから、100円でも安いほうが良く、インフレと円安で値上がりラッシュは葬具も同様、にも拘わらず昨年6月まで69,000円+税=75,900円の直葬プランは、75,000円税込と900円値下げしたほどです。 つづく
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