その時に備えておく
後悔しない為に出来る事をして過ごしても、いつかはその時を迎えることになり、最後の送り方を決めておいた家族と逝去後に決める家族では雲泥の差がでると思って欲しい。
死後対策を考えない家族は内容も費用も分らず、死後を思い出す度に心配や不安になるだろうが、万全の対策を立てた家族は『死後の不安は一切考える事なく過ごせる』訳でこの差は大きい。
但し、葬儀社の会員になってれば安心な訳ではありません。誰に聞いても葬式代が高過ぎると言うのに入会してれば安くできると思う感覚が理解できない。高いと言ってる人達全員が入会して無かった人達だと思うのだろうか――、
それと終幕までの入院、施設、医療費等々が予想以上に掛かる事も珍しくなく、葬式後の生活を考慮すると財布事情が厳しい家族はいくらでもいました。中には1年ちょっとで母親の最後と葬式代で準備した1,000万円が無くなった家族もいたほどです。
以上が明確に速攻で出せる葬儀社なら問題なく不明確なら信用できない葬儀社で規模は関係ない。
葬儀社会員の多くは営業の親戚や知り合いを引き入れており、会員で安く葬式できると思って利用したら実際は高額だったが大多数――、この現実はあなたの周囲にいくらでもあり自分と同水準の生活をする人達で葬式経験のある人に聞けば現実が分ります。
葬儀社だけ費用が掛かるわけではありません。
利用する葬儀社候補は利用した家族の本音を聞く
結論から言うと「葬儀社の自己評価」「クチコミ」などは、当方も含め全て当てに成りません。「食」のクチコミを参考に行った事があれば納得でしょう。
「利用した複数の家族から本音を聞く」これ以上信頼できる情報はありません。但し話しを聞いた相手と我が家の価値観が違えば全く違う評価になる事もあると理解しておく必要があります。
ネットには葬儀社選びの基準として「料金が明確である」「単価も明確である」「見積りと請求が同じである」「説明が納得できる」等々書いてありますけど、どれも「当然」の事で「あたりめぇだろ?」でしょ!? こんな事を公言するほど胡散臭い業界なんです。
葬式関連で胡散臭い三大業種が「葬儀社」「宗教者」「墓石屋」、16年間も業界内にいるのに胡散臭いと思うんだから一般の人達からすれば、すんげー胡散臭くて当然だと思う。
そんな人達が依頼相手だから一筋縄ではいきません。だからまずは『我が家の意思を明確にするんです』その上で我が家の価値観に近い業者を探すしかありません。
うちは逝去後に突然の依頼は受けませんので関係ありませんが、間違っても逝去後の依頼で信頼に足る葬儀社が探せると思わない事です。葬儀社からすれば知識も無いのに虚勢だけの相手など鴨がネギ背負ってきただけでしかありません。
高評価な葬儀社だったとしても
例えば、あんしんサポートを利用した人が超高評価だったとします。だからあなたの家庭でも同様の評価になるか――、と言えばそうではありません。「最悪」の可能性もあります。
具体的に言うと「見栄」「世間体」「お客様扱い」「敬語対応」「スーツ姿」などをが最優先の価値感なら、あんしんサポートは最悪の可能性もあります。
あなたや家族の価値観により、超高評価になったり、最悪になったりする訳で、それは葬儀社の良し悪しでなく家族の価値観の問題、評価は良し悪しでなく、何処が、どう良いか悪いかを聞かねば意味はなく、アバウトな言葉を自分の都合や価値観にすり替えてはいけません。
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