起業前、起業創世期、円熟期まで「初心貫徹」し続けるには秘訣がある
凡人なのでスーパーマンの事は分りませんが、凡人が初志貫徹を実現させる方法の選択肢はなく、一択である事を自覚すれば誰にでも出来る事です。
幼少期、学生時代、社会人までの数十年間を振り返れば自分の資質くらい分るでしょうから、初志貫徹するだけの強い意思が備わってる方は自分の思う通りにされると良いでしょう。しかし僕のような凡人の人達は貫徹できず言い訳人生になるのが嫌なら参考にされると良いでしょう。
その場の思いつきが入り込めない設定を宣言しておく
あんしんサポート葬儀支援センターでの例を挙げておきますので、ご自分の職場状況に照らしながら枠組みすればどんな職場でも実現できると思います。
料金関連
初めて見る人が計算しても、経営する側の人が計算しても同じ金額になるようアバウトな部分を無くして追加発生条件や追加計算も明瞭にしておく事、例えば「夜間、深夜、早朝加算計算式」「安置時間の詳細設定」「食事提供時の税、サービス料の明示」など利用者の支払いに影響するものは全て明確で明瞭な設定を書面で公言しておく事です。
火葬予約が取れず安置日数が追加になるケースでは火葬予約表を印刷して見せ相談しながら決めれば不信感は持たれませんし、家族の都合も加味した設定が可能になります。
儲からなければ売る気にならない
「香典返礼品」のような物は会員25%割引とする事で売っても儲かりませんから、必要数のみ最低減の販売になるし、葬家名でなく「施主」と記載する事で在庫として置けるので1個から対応可能になり、在庫保管する返礼品数決めておく事で業者にもデメリットが殆どありません。
また葬儀業界はの返礼品は「Y-30」「A-50」のような表記はなく一般ギフトより高額であり、前橋には故人の子供の友人は5,000円、新生活香典3,000円もある為、定価3,000円の返礼品なら25%割引2,250円+税225円=2,475円と仮に新生活香典3,000円でも対応できる物にしてあります。
ついでに言うと返礼品で使う事の多い「お茶」、お茶好きな人は100g1万円でも飲んでおり、葬式で貰ったお茶は不味くて飲めないと言われがちですから、何処の家にあっても使える「海苔佃煮」「お茶漬素」などを中心にしたセットにしてあります。
新生活用は定価1,000円が750円+税で825円での提供ですから赤字になる事はありません。また会葬礼状は家族葬に付き不要な作成数となるので作成しません。更に後から来てくれる方用の自宅置き返礼品は、自分で持ち帰り、2週間後に持参で使用した数量のみ25%割引で清算提供しています。
葬儀社最大の問題は「追加必須」のシステムです
料理が増えた、会葬者が増えた等の追加は当然ですけど「棺はどれに変更しますか?」「祭壇に花が無いと寂しいでいすよね」のような追加はパンフレットに何も乗って無い祭壇を記載してあるとか、料金に含まれる「棺」を写真紹介して無かったら解せません。
よく考えてください。プランに含まれる「棺」がありながら葬式時に「大抵の家族は変更されますよ」みたいな発言はおかしいでしょ!? なら最初から大抵の家族が変更する棺をプランに入れておくのが当然の感覚だと思うけどなぁ、もっと安いので良いと思ったら値引きすりゃ良いだけの事、これなら気分を慨す家族はいないだろう。
誤魔化せないシステム造りが信用に繋がる
葬式に限らず、どんな商売でも経営者でも誤魔化せないシステムを設定すれば良いんです。さもさも安いように見せて釣れたら追加させて儲けるこの発想はフィッシング詐欺の発想です。
真摯な態度で商売し続ければ表面でなく、内面の気概に惚れる利用者が増え、黙っていても紹介、紹介となり儲からずとも食える程度の商売になるはずです。もし食えない商売なら何処か間違ってるのですから投薬治療より大手術したほうが立ち直りは速いでしょう。
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