棺を選ばせる理由が分からない
当支援センターは、死体保全・費用面等で優れてる『納棺安置』が基本、あんしん館搬送後は賑やかに飾った式場祭壇前で『6尺山型フタ付白布棺』に納棺、ドライアイス等保冷剤を必要か所に当て、専用具で口閉じ、掛け布団を掛けた状態で家族の到着を待ち、末期の水を取り、線香を供える事から始まります。
パンフレットに写真掲載してある『棺』だから誰一人として違和感を訴えませんが、葬儀屋のパンフレット、ホームぺージで『棺』の文字だけの記載は要注意、利用者は良く見る布棺を想像するでしょうが、プランに含まれるのは昔主流だった白木平棺が良くあるからです。
葬式経験のある家族から聞かされたのは「大抵の家族はこちらの棺に変更されます」と言われ、白木平棺から山形フタ付白布棺への変更は5万円加算だったそうですが、太字発言に違和感を感じませんか?
大抵の家族が変更するなら、最初から山形フタ付白布棺をプランに入れるべきだろ? 5万円加算した料金設定にしておき、平棺で良い家族は5万円値引きすれば良いんじゃねぇ? 追加させるから不信感に繋がるけど、変更すると安くなるなら文句言う家族はおらず好感を持たれるだろう。
低価格で釣り上げて追加は姑息な商法
プラン内の葬具をアップグレードさせるとは、分り易く言えば『安く見せ掛けて高い物に変更させる商法』、アップグレードが少数派だったり、含まれてる葬具が誰が見ても違和感の無い普通に使われてる物なら構いませんが、大抵の家族が変更するなら、プラン品は粗悪品!?と葬儀屋自身が言ってるようなものです。
安く見せて高額変更は、葬儀屋自体で自社の葬式は高いと自覚しているからで、皆さんが良く知る例なら、自動車車検でオイル交換、24カ月点検は絶対条件と言われ、点検後に〇〇と△△は交換しないと車検通りませんよと言われた経験のある人は多いはず。
実際はオイル交換無用、24カ月点検は自分で記入すれば良く、部品交換し無ければ車検が通らないは破損してない限りあり得ません。今乗ってるプリウスは初期登録2009年6月、約15万㎞走行してますが、2024年3月ユーザー車検で支払ったのは自賠責保険料、車検前のテスター代も入れて総額36,950円でした。
車検に出した人なら10万円以上の差があるのでは? 問題なのは支払い額でなく交換しないと車検が通りませんよの脅しと嘘、これの酷い対応がビッグモーターのしてたことです。
自動車の話しのついで、中古車販売店で売ってる車は完全に修理された物、対局がネットオークションで売られている車は壊れやすい――、みたいに思ってませんか? どちらも中古車オークョンで購入したものが大半だから、車両毎の良し悪しはあっても販売者の良し悪しはありません。あてえて言うなら保証期間の有無はあるかもしれませんが、それ以上に高額なのが中古車販売業者の価格設定です。
ちなみに今乗ってるプリウスは2021年12月落札、支払い総額31万円、2022年3月車検なので、それまでにタイヤ交換、通常のバッテリー交換、ブレーキパッド交換など必要な部品交換と修理で10万円ほど掛け、新品タイヤ、バッテリー等を搭載したプリウスを41万円で購入したようなものです。
購入時から車検2回目直前で廃車して4年間乗る予定、2024年3月車検も問題なく予定の半分が過ぎました。自動車ひとつとっても僕のような発想や価値観のある人間もいるって事です。
大前提が「残る家族の生活を守る」
無信仰者の自分と対象者家族の本音を基準とし『誰が見ても違和感なく』『必要とする効果効能を備え』『抑えられる費用は最大限抑える』の視点から、使用する棺は『6尺山型フタ付白布棺』一択、『銀箱入7寸白骨壺』家族に寂しい思いをさせないよう『供物の揃った祭壇』は全会員無料使用としているのです。
『必要とする効果効能を備えたもの』の代表は『安定枕付き搬送シート』『口閉じ器具』、夏場や温かい部屋の安置は後頭部の冷却も安易、口を閉じれば故人は穏やかな顔になります。
『抑えられる費用は最大限抑える』の筆頭は、家族や親戚で数万円程度飾った祭壇は質素を強調するだけで逆効果、そこで、これ以上はウザイと思うまで飾ったら30万円相当、全会員平等に使用で200件使えば1件1,500円の損失で済み、家族は満足感が得られると実施したが予想以上に好評です。
更に『食事無用の火葬時間で葬式を組み』『香典返しは葬家名でなく、施主の文字にして1個でも利用できるようにし』『車両は寝台車1台にして維持費を減らし』『火葬中の飲物は家族が自分で購入した物を持ち込ませる』なども当支援センターの基準としています。
この基本姿勢から宗教者も当方紹介住職限定とする事で、宗教者謝礼を含む当方同等の家族葬相場150万円~200万円が、直葬プラン全国平均の17万円税込で実施中、葬儀屋では絶対に真似の出来ない超々低料金で豪華な家族葬プランが実現できました。
儲けより自己満足、納得優先
著者には詳細を書きブログでも触れたと思いますが『商人に大事なのは「金」でなく「信用」と「慈悲の心」だよ』5才から聞かされ続けた祖父母の教えを実践できたのは、半世紀も過ぎた52才~でしたが、何年、何十年経とうが商道の真髄は変わらないか、僕が変われないのかもしれません。
安そうに見せて釣り上げ、追加、追加で料金を引き上げる葬儀屋商法は一般業界でも当然の如く行われ、世の中は金が有れば成功者と称えます。それを否定する気はありませんし、金の無い僕は敗者と言われるかもしれませんが、誤魔化したり、嘘をつかず、対象者が望む葬式の完成を目指す現状に満足してます。
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