年中無休・24時間対応
墓閉じ相談で来館された方と話しをしてると、今年の盆休暇は最大9日間あったそうですが年中無休の支援事業は大変と言われ、その時は「確かに」と思ったのですが、事務所に戻ってパソコンの前に座ると休日の無い24時間対応の日々に違う印象を持ってる自分に気付きました。
普通に考えれば無休・24時間対応は「大変」「嫌だ」と思って当然だけど、支援センター開設前から17年間で胃癌摘出入院8日間・インフルエンザで高熱を出した1日の9日間だけは寝込みましたが、他は全て仕事ができる状態の心身で過ごせたって凄くないですか?
勿論、体調が悪い時、熱がある時などもあったし、体調が悪いから帰って寝るわと自宅に戻り、シャワーで足を洗って風呂場から出た途端「搬送です」と呼ばれた事もありましたけど、寝込むことなく体調を戻せたり、仕事に支障が出るような怪我もしなかったわけです。
葬儀支援でなく違う仕事だったら、同じ17年間が過ごせた保証はなく、生き甲斐、遣り甲斐は確実に減るし、精神的な気楽さも減少、今より窮屈な日々だったはず、葬儀支援の道は人生と人生観が大きく変更され好調期に突入するきっかけだったと言えるでしょう。
休日が無いから体調も変化し難い?
9日間も休んだら仕事に行くのが嫌になったりしませんか? 休日をエンジョイしたメリットの代償として、仕事に行くのが嫌になったり結構な金額の支出などデメリットは仕方ないと思うけど、休みが楽しみな人って言い換えると仕事に苦痛に感じてる人?かなぁとも思うわけです。
葬儀支援の根底は超低料金で高品質だから、たった2人だけの超零細事業で年中無休じゃないと実現できず、葬式という仕事柄24時間対応で正月も関係なくデメリット、だけど、その大変さの恩恵として精神的に楽、年間通して同じような日々を過ごすのも体調維持に適してるかもしれません。
2人だから余分な神経は使わず、横柄、傲慢な対象は勿論、納得できない仕事は断わり、広告宣伝は一切せずとも紹介、紹介で会員数は減らず、儲からないから報酬も超低いけど16年間食えたし、糖尿と脂肪肝はあるけど定期検査で悪化はせず健康管理して日々笑顔で暮らしてます。
現時点は「幸せ」と言えるだろう
人生はいつ何があるか分かりませんから明日のことは分かりませんけど、正月休み、ゴールデンウィーク、盆休みなど長期休暇を羨ましいと思った事はなく、我が人生の中でも52才から現在まで16年間は好調期と感じます。最も『遅く咲く花は大輪になる』でなく『長く咲くけど小さい、、』ですけどね。
それと感情というか感覚というか、文字や言葉で表現し難いのですが何気ない瞬間に「幸せ?」を感じる事が時々あって、理由は分かりませんけど夜中に片道1時間以上の長距離の夜道をお迎え搬送に向かう途中で何度か感じたり、何気ない瞬間にフッと感じる「幸福感らしき感情」がある。
人生を振り返ると5才の時、小父さんの運転するバイクの後ろに乗って街中の家から田舎の親戚に行った時、1本の木に咲いてた鮮やかな桃色の花を見て湧いた「幸福感?」、小学6年修学旅行の日、校庭でバスに乗り窓の下を見ると父親がいて互いに黙って頷いた時にも感じた事がある。
何気ない事に感じる「幸福感」
この心境を文字にすると、嬉しい、幸せ、安定、どれが最適なのかすら分からず、その理由も原因も分かりませんけど、海外旅行、遊園地、観光地、旨い物を食べるのような時に湧くものとは違い、本当に何気ない瞬間にしか湧かない不思議な心境です。
コロナ感染の3年間、マスクもせず空気を吸い、大声で話し笑いう、当たり前の行動すら出来ない日々、当たり前が受け止められる状況、心境でないと感じないのかもしれません。
旅行、豪華な食事、欲しかったブランド品や車、幸せを感じる事は多々ありますが、その根底には普通に生活できる心身の健康、生き甲斐、安心、などの大前提があってのもの、その大前提にある幸福感が稀に湧き出る時があるのかもしれません。
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