全項目単価を明示してる理由

我想う支援日誌
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前回、直葬プランは当社単価合計の47%割引料金であると書きましたが、何で実際の価格で掲載しないの?と思われる方もいらっしゃるでしょうから理由を書きます。

前提として「全て税込表示(税別価格は料金÷1.1で計算できます)」「全プランで不要項目があっても料金値引きは一切ありません」例えばクリスチャンなら線香具不要だけどプラン料金の値引きはありません。

当支援センターが全て支援できる訳ではない

当支援センターで行う支援内容は、直葬プラン・ぱっく60プラン直葬+永代供養散骨完全委託プラン追加一切不要ぱっく60家族葬プラン宗教者謝礼含む永代供養散骨プラン遺骨処理供養は三択に限定、且つ対象者は全ての人ではありませんから、葬式で使用する葬具の品質と単価の目安として掲載、葬式で理解できない事が平然と行われているからで直葬プランで検証します。

直葬プラン税込75,000円内容・赤字は当支援センター内容と単価

1.病院、施設、自宅等へのお迎え搬送(22,000円・安定枕付き搬送シート・走行距離、時間帯不問)
2.安置(12,000円・入室~退室48時まで48時間・納棺安置・納棺後は逢えません)
3.保冷剤48時間分(10,000円・冷蔵庫保管の場合もあります)
4.(22,000円・6尺山型ふた付白布棺)
5.線香具一式(3,500円・末期の水・渦巻線香・棒線香・りん・アルコールランプ等)
6.死亡届代行(3,500円・死亡地・故人本籍地・届出人居住地、いずれかの役所)
7.斎場まで納棺された棺搬送(15,000円・通常居住地斎場)
8.白7寸骨壺一式(6,000円・骨壺と銀貼箱)
9.全人件費斎場案内(30,000円集金・死後手続きで必要なアドバイス含む)

上記内容は直葬プランなら何処の葬儀屋でも変わりませんが、当方では低料金化を図る為、基本安置後は逢えず、逢いたい家族は別途1万円加算となるシステム、当方と同じ内容にした場合40万円程度の葬儀屋まであり、常識的に考えれば高額な葬儀屋のほうが高品質と思うはずです。

ところが、例えば昔主流だった白木平棺しらきひらかんが基本プランに含み、主流の山型ふた付布棺に変更すると数万円加算、走行距離や時間帯加算、安置は午前0時起算など、一見では不明な追加項目は多岐に渡り、内容は当方より劣るのに高額な葬儀屋が大半で事前把握できないのが問題です。

追加必須内容でも追加不要のような表現、事前説明しないなど他業界では有り得ず、やってる事はビックモーターのようで詐欺と言われても当然、事前にプランに含まれる項目の詳細、追加される可能性のある項目と料金が明確に分かった上で利用すれば後悔することなく、依頼先の変更も事前に決められます。

表示価格は過去の粗利益基準

スーパーなど物販商売で人件費を別途計上する事はなく、例えば粗利益30%の中で人件費や諸経費も賄う薄利多売が基本の発想、職人が入る建築、土木、植木、電気工事等々は、職人数×日当×日数で計算、職人を抱える企業は材料費は薄利で人件費の中から会社経費を補填しているはずです。

ところが葬儀業界は葬具を仕入れの数倍の価格で販売しながら、人件費は別途計上したり、使い回す祭壇料に人件費を乗せたりするから異常な高額になったり、家族経営なら1回施行すれば2カ月、3か月は食える利益を当然と考えたり、人の嫌がる仕事だから儲けて当然の発想もあります。

極論を言えば当支援センター家族葬17万円は葬儀屋なら170万円も普通、単純計算ですが当方なら153万円の純利益になる計算、家族葬1件で100万円、150万円の利益が適性な経営とは思えません。

少額年金で暮らす老人が増え、医療費と介護保険料は上がり、インフレで物価高騰し続ける時代、一般相手の多くの企業は薄利で対応、葬儀業界だけが旧態依然の考え方で、時代にそぐわない発想を押し通さんと霊感商法と脅しを使い、利用者は葬式後の生活に支障が出てる現実を見過ごす事はできません。

事業を続ける上で必要な利益があれば、誤魔化したり、騙したりせず、公言できる項目で請求すべき、ゆえに当支援センターの項目単価は一般的な事業発想での粗利益を乗せた単価で明示してます。

当支援センター料金は単価合計から47%割引と普通ではありませんので参考になりませんが、項目単価は利用する葬儀屋を決める際の参考になるはずです。

あなたの価値観で決めれば良いこと

当支援センターの価格設定が正しいと言ってるのではありません。適性価格かと言われたら「異常」、だから葬儀屋でなく支援センターと名乗り、利用者の中心は経済的弱者であり、高品質・超低料金を目指した活動ですが、項目単価を参考にされ、ご自分の財力と価値観で我が家に最適な葬儀屋を探されると良いでしょう。

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