僕の娘も長年、鬱病で苦しんでますが、入会相談に来られる本人や家族にも鬱病の方は結構おられるけど、正直なところフリは出来ても理解できず、どう対応して良いかさえ分かりません。
娘の子供の頃からの性格を振り返ると生真面目というか融通の効かない不器用な性格、例えば遠足のおやつ300円以内と書いてあったり、小遣い500円とあれば誠実に守り「もしもの時用にとリュックの中に1,000円札を入れると「駄目だよ」と返してよこすほどでした。
僕は年間100日以上遅刻するような奴でしたから生真面目な点は誰に似たのでしょうか、、
こうしなければ成らない
直接確認した事はありませんけど娘の言動を思い出すと『こうしなければ成らない』『~すべき』が発想の原点な気がします。僕自身を振り返ると、この発想は持った記憶がありません。
そもそも『こうしなければ成らない』事なんてあるだろうか? もっと言えば願いや思いも含めた全てが叶ったり、合格点の人なんているだろうか? 勝たなければ成らないの思いで全勝できるでしょうか?
『絶体勝つ』と思うのと『勝たなければ成らない』では全く違います。出来る限りの努力をすれば『やれるだけの事はやったから駄目で元々』と尻を撒くった居直る発想で良いと思う。
メジャーリーガーで大活躍してる大谷選手と同じように成れる人は殆どいません。これはどんな分野でも同じで社内でも同様、1位は一人だけ・・・トップだけを目指したら人生の全てが敗者になるしかありません。
ベストは目指すものでなく尽くすもの、その点を履き違えると自分の首を絞める事になります。
自分を知れば対応策は見つかる
規則正しい生活苦手・遅刻常習者・頭を下げるのが嫌い・指示されるのが嫌い・ライン仕事は無理、日本人的思考からすると「軟弱で愚図」なので窮屈なサラリーマンから起業したんだと思う。
起業してみると、わずか50人の社員でも面倒、机の前に座って指示を出す経営は楽しく無い、例えるなら現場で動くオーナーシェフのような零細事業向き、高崎市で展開してる「絶飯店経営者」タイプですね。
また想像以上に「お金」に対する頓着は無く、銀行は金がある時は借りてくれと頭を下げ、金が必要な時は上から目線で偉そうな態度も経験、高利で借りる人がいるから商売が成立してる銀行に頭を下げる気はないから、当支援センターは設立時から無借金経営に徹してるのです。
経営者だから誰からも束縛されず自分の思う通りに動いてみると、持ち味も顕著になり『未来予測能力』『運』『決断力』は思ってたより強い事に気づけたが、その辺りは周囲からすると不思議に見えるようです。
例えば、話しをしてると相手がどう答えるか分ってて誘導してるように思えるらしいけど、超能力者ではありませんから、そんな事が出来るはずありません。明確な未来予測のゴールから遡ったことを言葉にしてるだけに過ぎないのですが、、、これだと理解し難いですよね。
例えばですねぇ、2008年の時点で「2030年代は葬式費用に困る老人で溢れる」と言った訳ですが、大多数の人達からは「何で!?」と言われたのは、正確に分かりませんけど多分22年もあれば葬式代くらい貯められるでしょ!? って感じだったんじゃないでしょうか? 僕の発言の根拠は・・・
①2030年代、人口の多い団塊世代の人達は80代の終幕期を迎える
②終戦後の厳しい時代を生きた人達だから精神的に強いし頼らない
③団塊世代の子供達は自立心が弱く親の面倒すらみられない人も多い
④親と同居しない子供が多く老人夫婦だけの生活が多い
⑤少子化で年金は下り続け、介護保険と医療費は当然上がり続ける
⑥旦那の死後、お婆さんの独居生活が続く家が多く年金は半額以下
⑦一人でも二人でも生活費は変わらないから生活が大変になる
⑧生活苦の中で100万円以上の葬式は時代錯誤も甚だしい
⑨生活保護は増え続けるから行政の保護も薄くなる
簡単に列記するだけでも葬式代(自身の死体処理)の捻出が大変になるのは必然、これを言葉にしただけの事ですから「何で!?」と思う人のほうが理解できませんけど、この発想は誰かに聞いたり、教えられたものではありませんから、発想しない人がいても不思議ではありません。
今回はあくまで僕個人の事、素材、思考、発想、得手不得手など素の自分を知り自分に合った生き方がお勧め、一度の人生、辛い日々より気楽な日々を生きるほうが良くないですか!?
その際、百害あって一利なしとなる『世間体』と『見栄』については次回です。
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