好意が仇となる現実もある
前回「良い人」と言われるほどの人間では無いと否定するブログを書いた矢先、入会相談に来られた夫婦に同様の話しをすると「でも」「とは言え」「そうは言っても」と持ち上げたいのか、忖度なのか、どうしても良い人にしたいようなので「良い人を強調して欲しくない」と理由を伝えました。
利用した経験談として「料金」「内容」「アドバイス」「スタッフ」を感じたままを伝えるのは当然ですが「良い人」を強調して欲しくないと思った出来事がいくつかあります。
過去の相談者の中には利用者から何を聞かされたか分かりませんが、初対面なのに最初から馴れ馴れしい友達のような態度だったり、当支援対象外の事項を「誰々さんの紹介だから良いでしょ」と当然のように言ったり、館内に入ってきた瞬間から、あちこちの部屋を勝手に開ける人もいて全て入会拒否しました。
数ある中にひとつで、故人別に葬式内容を変更するような口ぶりに違和感があったので質問すると最後は「お金があればこんな所に来ませんよ」と言ったので速攻拒否した人もいましたが、多分紹介者から「良い人談義」を聞かされ自分の中で勝手に屈折した理解をしてたんだと思う。
また「良い人」と思い込んで来た人は良い人で当り前、普通の人なら「なんだぁ」と思われるでしょうけど、良い人を演じる気はサラサラありませんし、口伝えは尾ひれが付いてオーバーになるので、施行数を増やしたい葬儀屋なら有難いかもしれませんが施行数を制限したいのですから逆行です。
またアドバイスには１時間～3時間要するのが普通だけど全て無料なのに、それが当然のような態度で来られると『ふざけるなよ』と思えたら詳細なアドバイスはしません。日本人は人的サービスは無料と心の何処かで思い込んでる人がいるのも事実です。
支援は「この人の為に・・」と思えなければ出来ない
我々は普通の人間で感情もあり『してあげたい』と思わせる人もいれば『してあげたいと思えない』人だっているのが現実、当支援センタープラン内容やハード面は全会員同じですが、無料で行うソフト面は絶対でなく施行数が詰まってたり、家族の印象で異なるのが実情です。
一般の葬儀屋と異なる点をいくつか挙げると――、
お迎え先、利用斎場が「旧前橋＋隣接地域」で「入館～48時間以内の安置」であれば、全てのプランで追加は一切なく葬式できて当然だと思うのですが、搬送距離、時間帯も含め何故か追加必須プランが当り前の葬儀屋プランは疑問というより詐欺に近いものを感じる
葬儀屋スタッフは花入れ等の先導はしますが、あとは用があれば対応する姿勢で控えてるはずですから、その動きで何ら問題はないのですが、当方では「戒名説明」「家族に合わせた仏教の各説明」「家族での写真撮影の補助」「棺を囲んでのお別れ先導」など時間があればしております。
病院等からの搬送、納棺後に死後に必要な手続きや対処、法律などもひと通りのアドバイスを１～2時間ほど掛けてしておき、更に不明点等は火葬時間を利用して詳細なアドバイスをしています。
葬式中の高額な食事は無用と考えてますから、午後３時～葬式して最長午後７時までお別れの時間とすれば食事は無用、翌日朝一で火葬すれば午前中には斎場を出られますから、家族ならランチで1,000円も出せば温かくて旨いものが食べられ費用も抑えられます。あえて２日間掛けますが追加はありません
前橋斎場限定、希望者で且つ仕事が重なって無い場合に限りますが、僕自身が拾骨に入り、僕も含めて全員が素手で骨を骨壺に入れる事が多いです。仕事が重なった場合は他の斎場同様で担当者が説明し箸での拾骨となります。素手の拾骨は最後まで温かく送ってあげたい、、それだけの思いです
クリスチャン・親族等で散骨希望なら「ぱっく60（火葬＋散骨）」を利用しますが、火葬炉に入ると解散する家族は各斎場の決まりに準じて当方だけが残る事も珍しくありません（追加なし）
群馬県は組合料金なのか、納骨＋墓誌彫り＝66,000円 or 55,000円のようですが、当支援センターは同内容で28,000円、追善法要・盆法要も低料金で支援してます。
墓は要らないが本音なので法律に縛られない散骨を勧めますが、全散骨は寂しい、手を合わせたい人には希望量の粉骨を渡しますので自宅の居間等に置かれると良いでしょう。また墓が欲しい人は当方所有の永代供養墓に少量の粉骨納骨（最長33回忌後は無料散骨、墓参りに行けなくなったら5,000円で墓から出して渡すのも可）で納骨（納骨時2,000円・１家族（納骨数不問）年会費2,000円）
いくつか支援内容例を挙げましたが、どんな人にも『してあげたい』と思うほど人間は出来ておらず行政でもありませんので、誰に対しても当り前と思われても困りますから、高評価過ぎる紹介は相談者が勘違いしたり、ストレスにも成り得るので、ハード面だけを正確に伝えて欲しいという話しです。
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