前回のブログ後半、初志貫徹で利用者目線を限りなく次々と実現させ続けることが事業存続の最短で最善の方法の文字を読み直すと、理解できないと思えたので色文字太線に変更しましたが、この発想を実行させる最大壁は『固定化された概念』や『常識=当然との思い込み』その実践例を書きたいと思います。
経験則から出てる言葉
事前相談等で僕の口から出て来る言葉、ブログにアップする記事には「礼服無用」「食事無用」「生花スタンド無用」「会葬礼状無用」「家族葬に遺影無用」「葬式は宗教儀式に非ず」等々、葬儀屋ならまず言わない言葉が沢山あり、その代表格が「菩提寺の葬式は受けない」でしょう。
設立当初は、ど素人でしたから、服装、葬式の内容など全て施行依頼してた葬儀屋さんに言われた通り、葬式を学ぼうと、ひとつひとつの言動を注意深く観察すると納得できる事もあるけど、10件、20件と支援施行数に比例して違和感や納得できない事も増え続けました。
施行業者は当然なのに僕には違和感や納得できない理由を考えると、その大半は家族(利用者)目線でなく葬儀屋や寺の利益が優先か、僕の中ではどうでも良いと思う常識やマナーと呼ばれる業者感覚で作られた概念ばかり、本当の家族目線とは異なるものばかりでした。
著書『最終章・高い葬式なんて要らんよ』違和感の冒頭に書いたものですが、葬儀支援とは家族にとって費用・内容・使用葬具等がベストな葬式を目指す事であって業者目線とは相反するものが多く、だから『誰もが死後費用の心配をすることなく生きられる世の中を目指す』ことに繋がる。
必要な人の支援センターであればいい
葬儀屋はいくらでもあるが、費用面・信仰面を始め様々な事情を抱えた家族や都合のある人達が死後についてだけは心配することなく安心して生きられ支えとなれるのが「あんしんサポート葬儀支援センター」ですから、当支援センター対象者の安心に繋がれば良いんです。
既存の葬式に違和感、疑問、不満を感じる人は沢山おられるはず、3千件の支援を担当した人間でさえ「くだらねぇ」「どうでもいい」と思う事ばかりの葬式、、そのひとつひとつの理由と対応策を明確にして公言、実施し続ければ賛同される人達は増え続けます。
それが「あんしんサポート葬儀支援センター17年の歴史」7年間広告宣伝はしてませんが、5千名会員が減ることなく、継続と紹介で増え続ける現実が利用者心理をもの語ってます。葬式に見栄や世間体は無用、故人の近くで過ごした人達が永遠の別れで温かく送るもの、信仰心のある人以外は宗教儀式でもありません。
現行の葬式慣習に違和感がなければ何も言う気はありませんが「高い」「何で」「どうして」と思う事があるなら、その理由を考えみると良いでしょう。どうべきか分らなければ、コメントで質問されたり、当ブログの中を探せば答えが出てくることもあるはずです。
自分の葬式が残る家族の生活の障害になったら故人は浮かばれず、残された家族も不幸になる――、これだけは避けるべきで避けられる事を知っておましょう。すでに著書は完売寸前らしいので、機会があれば著書にも記載した数多くの「違和感」「疑問」の実態と解決策を書こうと思います。
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