扇動記事に惑わされるな

国民の大半が知る兵庫県知事問題が泥沼の様相を呈してますけど、何が嘘で何が真実か分からないのが大多数の人の心境でしょう。個人的には自民党の総裁選、財務省発言にも「闇」を感じますけど、改めて新聞、テレビ、ネットの情報記事、扇動報道の恐さを感じます。

以前の経営者時代、読売、朝日、毎日、経済、上毛５紙購読、でも記者と新聞社の政治思想と損得計算で書かれたものばかり、皆さんが思ってる北朝鮮、中国、ロシア程でないにしても、日本で育った僕らは扇動、洗脳され続けた常識感であらゆる判断をしてる気がして新聞は読まなくなりました。

ネットの普及で便利になりましたがフェイクでっちあげ記事も多く、自分の見解をしっかり持たないと洗脳された常識で生きることになり、その常識は国民でなく扇動する人達の利益だけが優先されたものです。

日本人気質のひとつ、自己主張より周囲との同調を優先する国民性、長い物には巻かれろ体質、常識論には例え損をしても「和」を優先、この意識は田舎のほうが強く、千明の地元はその典型的な地域、田舎は人情の厚い地域と思ってましたが、都会で育った人は馴染めない気がします。

僕は大都市育ちでなく数十万人の市街地育ちですが、小さな事にあーだ、こーだと言い続け、人間関係も面倒と感じるほどですから、自然環境は良くても定住する気にはなれません。

一時「田舎暮らし」を推奨するマスコミが多く今は各地で移住推進してますけど、大都会の人達は田舎でなく、中小都市の新興住宅地ほうが無難かもしれません。その典型のひとつが葬式です。

移住した人なら親戚は近所にいませんが葬儀屋、隣保、寺が喧しやかま過ぎて自分の意見が通らないか、通せば村八分？的な扱いをされても不思議ではないからです。

我が家を建てて30年経ちましたが僕は隣人の顔さえ知りません。少し極端な例かもしれませんが必要最低限の付き合いはしても、それ以上は各自の自由で過ごせるのがベストだと思うけど、洗脳された常識感を覆すくつがえのは楽でなく僕自身も、今の葬式は変だ、間違ってると言い続けて17年経っても全国に広がりません。

勿論、僕の主張が間違ってるなら当然なんだけど『葬式より残る家族の生活が大事』を否定された事は一度もありませんから間違ってはいない、、にも関わらず現実は家族を苦しめる葬式をさせたい人達の広告宣伝、マスコミ記事に洗脳され操られる家族が多いのが現実です。

洗脳といえば半日教育をする国の国民は反日感情を持って当然、同様の感覚は僕自身も経験しており、子供の頃のテレビ番組に「コンバット」「ギャラントメン」という戦争映画がありました。

どちらもアメリカドラマで敵国はドイツ、日本が戦争して原爆を落としたのはアメリカ、ドイツは同盟国で戦ってもないのに、子供の僕は『アメリカ＝正義の味方』『ドイツ＝悪役』と洗脳されていたのは間違いありません。この手の感覚はドラマだけでなくアメリカに対する洗脳行為は沢山あったはずです。

住職の人間性を批判する人はいくらでもいて、法話で偉そうな事を言っても実生活が伴わない実態を知る人達は僕以上に批判するし、読経・戒名で30万円、50万円、100万円を高評価する人は一人も逢った事すらなく、全員が「高い」「高過ぎる」としかいいません。

一方住職の中には「寺の墓を持てば人質を捕ったようなもの」「満足な布施も払わないくせに言う事だけは一人前」等々、住職達から直接聞いた呆れる話しはまだまだありますが割愛します。

しかし仏教が問題なわけでなく、布教者である僧侶が問題な訳で宗教者らしい宗教者もおられますから、利己主義で守銭奴のような僧侶には内心憤慨してるでしょうが、人間が出来てますから自分を抑える。

生活すら大変な檀家にも法外な布施を要求する人を宗教者と呼べますか？宗教者に見えない住職のほうが多い現実だったから「菩提寺の葬式は受けない」と宣言した訳ですが、超低報酬でも何も言わず当方を支援してくれる宗教者らしい住職が稀まれにいるのも確かです。

政治的な話題から入りましたが、死後処理、葬式も全く同じ「寺」「葬儀屋」の利益の為に、さもさもそれが当然であり常識かの如く宗教儀式をさせ、料理、返礼品、供物と金を使わせる今の葬式は解せない。

父親はたった一人だけの直葬でしたが、看取ってくれた方も満足しておられ、聞いてた僕も感動、僕自身は列席しておりませんが父親の終幕に後悔はありません。

『２人が無理せず、２人の為の葬式、だから２人がともに満足』そこには俗に言われる葬式の常識は無く、葬儀屋、宗教者、周囲からの扇動もなく、存命中から遺骨処理まで全て２人で話し合い、納得して行った葬式だから得られた『満足感』なのですから、僕も含め皆さんも参考にされると良いでしょう。