温かい葬式を生み出すには『家族からの信頼』と『担当者の本気度』そして『担当者のレベル』の条件が揃わなければ成し得ません。
滞りなく葬式を執り行うだけなら作業さえ正確に出来るレベルで良く普通のサラリーマンでも充分出来るはずですが、それでは温もりある葬式にはなりません。
何故サラリーマンと書いたかですが、普通のサラリーマンは就業時間、時間外手当、休日、などを主体として仕事を捉えるからです。
勿論それが悪い訳でなく当然の権利であり社員として問題ありませんが、温かい葬式はその先に存在するものなのです。
きっとサラリーマン担当者の中にも『こうしてあげれば――、』『こうしてあげたい――、』と思うポイントや場面を経験してる人もおられるでしょう。
しかし権限もなく立場上出来ないジレンマを感じた人もいるはずです。書き進める中で具体例も書きたいと思います。
温かい葬式に必要な絶対条件のひとつに『家族に不安が無い』があり費用面の不安、担当者への不信感が家族の中にあれば不可能です。
そのポイントが事前相談の場となる訳で後で詳しく記述しますが、事前相談とは言い方を変えれば『互いを推し量る場』とも言えます。
家族は『葬式を安心して任せられる会社や人間か』の判断をする機会です。
我々は『本気で支援をするに値する人か』の判断をする機会です。
家族が利用するしないかの判断は当然、でも葬儀社が客を選ぶなんてあるの? と思う方もおられるでしょうし普通の葬儀社なら断りません。
しかし、あんしんサポートの葬儀支援を実現するには一般葬儀社とは一線を隔す動きが必要な為、利益面だけでも上記の判断をする必要が生じます。
》支援地域内であれば搬送距離、搬送時間など一切の追加が発生しません
サラリーマンなら残業手当の支払いが発生して不可能ですが、24時間無給で動くしかない
》直葬プラン69.000円・ぱっく60の100.000円は人経費計上0円
究極の支援プランは人件費計上0円、更に各項目の利益も最低限で例えば山型フタ付布棺6尺19.000円、一般葬儀社価格と比較すれば理解できます。
》家族葬150.000円は読経・居士大姉戒名付の価格で実質最低2日間2名の人件費計上22.000円ですから最高でも1名1日5.500円(時間無制限)の人件費です
あなたが葬儀社勤務サラリーマンだとしたら無償で夜勤しますか? 1日10時間以上働いて5.500円の賃金で納得しますか?
簡単に言うと労働基準法、労働基準監督署の敷いた基準より相当低い条件でてすから一般社員なら指導が入りますが、我々は役員なので24時間無償で働いても問題が無いだけ、分り易く言うとこの為に法人税を払っても法人化している訳です。
だから当社葬儀支援と葬儀社は土俵が違うと明言してきたのです。商売とは呼べず、あくまで支援で行政等からの補助は一切ありませんから『この家族の為に頑張ろう』と思えなければ正直なところ無理、だから事前相談で確認させて貰っているわけです。
ついでに言うと『いい人』とか『立派な人』とか『人助け』と言われるのは好きではありませんし、特別いい人でもありません。本当に立派な人なら誰でも受けて誠心誠意の葬式ができるのかもね。
でも凡人だから嫌な人の為に骨身を削って動く気になれず最初から受けない訳です。
こんな文言、あえて書かなくてもスルー出来るのに、わざわざ書くのは理由があります。
『この家族の為に全力投球しよう』
この思いが無ければ温かい葬式にはならないからで、『温かい葬式』=『担当者』と言っても過言ではない現実、担当者の『損得抜きのやる気』『知識スキル』『話術』等の全てが揃って初めて可能となるものです。
その中でも特に大事なのが 『損得抜きのやる気』 で、これは家族からの絶対的信頼の上に構築されるもの、葬式で大事なのは滞りなく執り行う事でなく可能な限り家族に寄り添い続ける事で見えてくるもの、すべき事が見えてきます。
次回『 あんしんサポートの支援は2つに分類』です。
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