「内容ありきの料金――、が葬儀屋選択の鍵」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

私もそうでしたが、葬式料金は騒ぐけど、内容や質は何処でも大差ないと思ってました。葬式は決められた流れに沿って行う事で、我々は淡々と進めるのが仕事と以前の葬儀社では先輩からも言われ8年間過ごしました。我々が葬式施行できない当時に委託してた葬式も私の知る葬式だったし、家族との距離感も同じでした。しかし代表の接し方や家族との距離を見ていると、昔からの知り合いのようでもあるし、親戚のようでもあるし、とにかく近いと感じるし、家族も何かあれば代表に聞けば安心みたいなものを感じます。その違いの根底が家族目線なのは分りますが、家族が親近感を感じる秘訣みたいなものはありますか?

代表
代表

秘訣? 考えたことすら無いなぁ、家族に好かれたいと思ったこともないし、家族と同じ立場に立った事すらない。家族を知らないのに立てるはずがない。他人だからこそ『冷静』で『客観的』で『目的に対して最善』と思える答えが出せる。それには家族の本音を聞く必要がある訳で、本音を言わない家族には的確なアドバイスどころか、最善な葬式企画も立てられない。でもアドバイス無用と考える家族なら無理矢理言う必要もないから言わない。

ちぎら
ちぎら

あ、そうなんですか、ちょっと意外でした。いつも家族以上に家族のことを考えた発言をしてる印象しかありませんし、時には「そんなの要らねぇ」って家族を叱ることさえあるけど、後で家族に「ごめんね。代表の言葉は結構きついから――、」って言うと皆さん口を揃えて「いいえ、本気で心配してくれてるのが分るから嫌な気分になることはありません。かえって申し訳ないし、ありがたいと思います。親戚より遥かに家族の心配をしてくれてるのが分ります」って言われますから、代表は家族と同じ立場に立って考えてると思ってました。

代表
代表

家族目線とは家族と同じ立場に立つ事でなく、各家族を冷静に客観的に見た上で、その家族にとって最善と思えるアドバイスをする事だよ。ただ僕は特別いい人でもなく、人間ができてる訳じゃないから、無駄と思えば余計なことは言わない。疲れるだけだからな、入会相談の段階で、我々がサポートすべきか否かは一度振り分けてるから、うちの基本的なパターンで葬式すれば満足できる人だろうと思うだけ。

ちぎら
ちぎら

では、本音を話してくれた家族に対して行っているアドバイスや企画や考え方は、どんな風に考えると出てくるのですか?

代表
代表

本音の大半は金銭絡みと家族関係だから、決して話し易い内容ではなく、出来れば知られたくない事のほうが多いだろう。それでも話してくれるのは、我々が自分達の力になってくれる期待感があるからで、家族の言葉の一言一句を聞き逃さない事と、その発言の不安要素は何処から来てるものか、など考えながら聞いてる。

ちぎら
ちぎら

あー、だから驚くほど記憶力が良いんですね。後から、こう言ってた、またこうも言ってた、それは、こんな理由からだろうと、たまに説明されると私はすっかり忘れてる部分もあって記憶力の良さに驚きます。

代表
代表

葬式を分解すると、『家族の思い』『故人の思い』『家族関係』『費用』『内容』『対親戚問題』『故人と世間』など、いくつもの要素を組み合わせた上で葬式形態や内容が決まるわけだから、個々の家族の事情を全てとは言わないけど、それなりに知らない限り、無責任な発言に成り兼ねない。葬儀屋がまともな葬式ができるのは当り前の事、死体の知識があるのも当たり前、ある程度の各宗教知識があるのも当然、更に高いレベルの接遇能力が無いなら、最低限のレベルとして接遇マニュアルも必要だろう。これらは葬儀屋ならあって当然、でも僕はこの程度の支援をする気はない、個々の家族毎に価値観も事情も違うのだから、その家族に最適な葬儀、葬式を考えた葬儀支援をしているつもり。

ちぎら
ちぎら

だから、代表信者みたいな会員さんが沢山いるんですね。

代表
代表

うーむ、そうかもしれないけど、僕みたいに癖のあるタイプは、好きな人は信者のようだけど、嫌いな人は大っ嫌いだと思うよ。でもそれで良いと思っている。例えばラーメンの旨い、不味いは、個々の味覚で全て違うでしょ。それと一緒、全ての人に好かれる事などできない――、でも同じ感覚の人なら全面信頼も可能となる。それと僕が駄目なタイプでも、千明みたいな人が好きな家族もいるから、僕と千明の人間性は違ってたほうが良いと思ってる。それと仕事に関しては、どんな仕事をしても『70点を取る気はない、取るなら90点以上』ってな(笑)

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