極論190cmでも6尺棺で入る

我想う支援日誌
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アドバイス

当支援センター使用、現在主流の山形フタの棺と昔は主流だった平らなフタの棺の違いは、口が開いてる故人の場合、頭部を高くする事で口が閉じ易くなりますが、背中が曲がった老人はかなり頭部位置が高くなり、真直ぐ上を向いて寝かせると棺の上に顔が出る故人もおられ、山型のフタ付棺のほうが使い勝手は良いです。

一番利用の多い棺サイズは6尺棺、長さ181cm強、幅53cm、高さ47cm(メーカーにより多少異なる)ですから身長190cmは入らないでしょ!? と思われるでしょうし数字を見ればその通りですが、膝を少し曲げて納棺してあげれば納まり、棺用布団を掛けますので見た目は分りません。

お腹の出た体格の良い故人も合掌を組むと同様の理由から、フタが閉じられませんが、山型フタ付棺なら身体に当たらず納められるのが最大の利点でしょう。

また足先を伸ばしたまま硬直した故人が身長170cm+足のサイズ26cmなら196cmですから、6.5尺棺でも納まらない計算になりますが、膝を少し曲げるのが普通ですから、それほど特別な事ではありません。

10年近く前、東北在住の牧師が突然逝去、諸事情で費用を抑える必要があり助けて欲しいとSOS、入院先の伊勢崎市病院に行き医院長に死亡届出人になって貰う旨を交渉、届出人が市民なら無料の行政なので市民外火葬料を支払わず火葬はできましたが棺サイズが問題でした。

牧師はハーフで身長190cm、6.5尺棺使用が当然なのですが、少しでも費用を抑えようと両膝を開いて6尺棺に納棺してみると何とか納まり埼玉の教会で葬式後、利根川を渡り、いせさき聖苑まで搬送して火葬しましたが、結論を言うと問題ありませんでしたので参考になる家族もおられるでしょう。

その経験から身長180cm強前後、体重130㎏程度の故人なら6尺棺で何度も納めてますので問題ありません。膝を曲げるのが可哀相と思う家族は既製品最大の6.5尺(約190cm)を使用すれば良いのですが、葬儀屋で決めた単価の倍額請求と聞いてますから事前確認しましょう(6尺山型フタ付白布棺は5万円~10万円位が相場らしい)

葬儀屋によっては身長170cmでも足先まで考慮すると6.25尺棺が必要ですと言われたり、最初から6.25尺棺を用意する葬儀屋もあるようで6尺、6.25尺どちらも同一価格なら問題ありませんけど、価格が違う葬儀屋なら今回の話題を思い出されると良いでしょう。

余談ですが、当方使用の山型フタ付白布6尺棺の単価は税別20,000円、ちなみに直葬プラン75,000円に含まれる項目の単価合計は142,000円なので67,200円引き(52%掛け)、低プラン価格の更に半額である事を改めて確認しました。例えば棺は約1万円で販売してる事になり仕入れより安く販売してます。ネット販売で一番安いのはアマゾン27,500円(送料込・3日~4日後到着)のようです。

但し棺を持込させる葬儀屋は考え難いですから、ネット購入するなら、棺を乗せられる車両の手配、斎場の火葬予約、腐敗防止の保冷剤、納棺した棺を運ぶ人達など、全て自分で行う覚悟が必要でしょう。

もし当支援センターで棺の持込が可能かと確認されたら、赤字が減るのは分ってても受け入れ等の対応のほうが面倒ですからストレートに断りますし、当支援センタープランは使用しない項目があっても、すでに半額で対応してますので料金値引きは一切しません。

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