午後葬式、翌日火葬が定着

我想う支援日誌
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コロナ感染も3年目になり慣れた感もあり、当初のような緊張感も無くなりましたが、葬式に於いては生活を別にする人と話す場面想定は容易、緊張感の緩む食事や飲酒時間の無い葬式の設定、且つ病院、施設での面会は出来ない状態での逝去も多く、ゆっくりお別れできる設定の葬式も3年目に入りました。

① 午後3時から葬式(読経、戒名説明)
・遠方の人も当日出発で間に合う
・宗教者確保し易い時間帯
・全員が私服で構わない
② 午後7時まで式場でのお別れ可能
・食べ物、服、花など入れてお別れ
・時間の無い人は帰り余裕のある人は残れる
・火葬時間に追われる事はない
・夕食の用意不要
③ 翌日朝一火葬(午前9時20分斎場待ち合わせ)
・基本家族だけで火葬、拾骨(10名以内)
・使用火葬炉確認後、火葬炉前室で最後のお別れ
・火葬時間、太田60分、前橋70分、他90分
④ 火葬時間は無料待合所待機(高崎斎場以外)
・11時頃終了の為、昼食用意不要
・親しい身内なら火葬後ランチでも良い
⑤ 予約しておけば即日納骨も可能

本日22日の家族葬も午後3時からですが、3年目ともなると我々は当たり前になるし家族で異を唱える人もなく、食事もしないから15万円+税で読経、居士戒名の付いた家族葬ができるので残る家族の生活も安心のようです。

そろそろコロナ感染は終息して欲しいものですが、葬式では『規模縮小』『費用減』『本当の家族葬』という15年前に目指した方向へと一気に流れ、2030年の団塊世代終幕期を前に10年ほど前倒しになった感があり安堵してます。

コロナが終息すれば葬儀業界は高額な葬式にすべく巻き返しを狙うでしょうが、葬式は規模や形式でなく金を掛ける事でもなく『温かく送る事である』この現実を経験した消費者の熟慮と賢い判断に期待します。

余談ですが、当方は現役時代は葬儀社勤務の故人も意外に多く本日の故人もそうです。ただ最初の葬式では分らず、再入会して2度目が葬儀社勤務してた当人という流れは何人もいて僧侶だった人もいました。

葬儀社と一線を隔す唯一の存在で無双の現実を知れば、業界の内情と実態を熟知してるだけにかつて勤務してた葬儀社に依頼したいと思う人は少ないのかもね。

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