ホームページを自分で作成したのは、あんしんサポート設立当時からで15年ほど前52才の頃だったと思う。
当時はHTML「Hyper Text Markup Language」形式でしたが「なんじゃそれ!?」ですよね。少なくとも当時の僕はそうでした。
文章を書いて読んで貰うには「句読点」「改行」「行間高さ」「文字間隔」「文字の大きさや太さ」等々、様々な要素を駆使して文章を書きますが、それらをインターネット上で表現する際の決まり事がHTMLなのだと思う。
例えば、<b>文字</b>で太字、<br>で改行、<h1>大見出し</h1>など決められた要素を囲んだ<>で始まり</>で終わる「タグ」と呼ばれる記号を使用することで見た目が変化するよう決まってます。
世の中にはとんでも無く頭の良い人っているんですね。
葬儀支援を続ける限り毎月のランニングコストを抑えなければ成らないのは必然ですから自力作成を目指しました。
知識は無く友人から借りたホームページビルダー12とパンフレットの作成で以前から使ってる「Illustrator」「Photoshop」でデザインしたものを貼り付ける感覚で作り始め、後にホームページビルダー18を購入した。
作業を途中で止めると分らなくなるので午前2時、3時は当り前で徹夜も珍しくありませんけど思ったように進みません。
「角を丸くしたい」「幅を揃えたい」「色が・・」「サイズが・・」等々、どんなに些細な事でも全て指示しなければ出来ないし、記述方法がいくつもあるし、わずかな間隔(隙間)ひとつ、「’」ひとつ無くても表示されません。
だからHTMLを書いてる途中で迷路に入ると脱出できないし、当時のPCはスペックも小さく画面が固まる事も多く止む無く強制終了もしてました。
今思えば不思議と初心者のほうが詳細な部分にも拘わる傾向にあるようで知識も無いのに完成画面だけは高望みしてましたね。
下記は現在のホームページ、左側がネットで見える画面、右側の小文字や記号の羅列がHTML、ネットは全てが同様の造りになってます。不思議じゃ・・
ところが2020年には「WordPress」が急激にシェア拡大、更にパソコンよりスマホで見る人が増えた事、将来性を考えるとHTMLからWordPressに切り替えの時期と判断しました。
ネット検索では「WordPressは分れば簡単」と書いてありますけど、なまじHTMLを齧った事で混乱して難しいイメージでした。
当時は「WordPressテーマとテンプレートの違い」さえ理解出来ず正にチンプンカンプンでした。
いくつか無料テーマをダウンロードしてみますが当時のレンタルサーバーはWordPressに適さない事もありWeb上での確認すらできません。
かと言って「レンタルサーバー変更」「有料テーマ」を使ったとしても完成する保証はなく、暫くは今まで通りでいようかと半分諦めかけてました。
ボ~ッとしながら「WordPress」の検索で辿り着いたのがWordPress無料テーマCocoon(コクーン)無料ですから失敗しても駄目元です。
利用者が多く参考になる記事が多ければ、迷ったり、詰まったりしたときの参考記事も多く知識の無い自分でも可能かもしれない。
開発者「わいひらさん」の生きる姿勢を勝手に想像すると「人の役に立ち頼られる事を生き甲斐としてる方」のような印象、当方支援活動と重なる気がして共感できたのもあります。
開発者自身が造って終わりでなく、利用者の意見、希望、要望を取り入れながら我が子のように日々進化させ続けてる姿勢にも共感しました。
始めた当初「高機能」は分りませんでしたが、他との比較、利用年数、サイト数に比例して「高機能」を実感してる自分がいます。
以前は無料で「アメーバブログ」現在は「ノート」も使わせて貰ってますが、使えば使うほどコクーンが高機能である事を実感します。
何事もそうですが知識のある人にとっては当り前の感覚でも、無知な人は何を言われてるのかさえ分からないはずです。
フォーラムを見て感じた本音でしたが、わいひらさんの発言を見てると、多くの人が必要としたりネット環境の変化に合わせ、ど素人でも運用できるオートマチックテーマに育てたいのだろうと感じます。
葬式は『何が分らないかさえ分からない人が大多数』今回のWordPressでのサイト造りは、葬式知識の無い家族目線、素人目線に対して偏りの無いアドバスや基本設定がとても大切であると気付かせてくれました。
使えそうと判断すると思い立ったが吉日、迅速に「レンタルサーバー」探しに入り最終的には「エックスサーバー」と「Wingサーバー」の二択でした。
速度と料金でWingに変更、プロバイダーは2015年からNURO 光でしたから見てくれる方がストレスを感じないだろうと思った。
短気かもしれませんがクリックして2~3数秒表示されないと戻りボタンを押してる自分がいるから表示速度は非常に大事と思ってました。
葬儀支援は決して儲かりませんし365日24時間体制の仕事を2人だけで続けているので15年間無休状態ですが、わいひらさんの後天的な障害を抱えながらも前向きな思考を読むと尻を叩かれる想いです。
これから広告宣伝の入らないブログ、ホームページを考えてる方は迷うことなく『Cocoon』です。僕がそうだったように挫折せず進めるでしょう。
2022年現在開設してるのは下記の3サイト(全てCocoon利用)です。
『あんしんサポートホームページ』
『葬儀支援ブログ「我想う」』
『無信仰者の葬式参考書』
追伸、記事を書いたあとでCocoonサイトを訊ねると2022/09/07付でエックスサーバー社に事業譲渡され、今後も「わいひら」さんが開発、運営は行っていかれるそうです。
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