高額「戒名」は要らない

日々の「我想う」
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この世界に入ると不可思議なことばかりですが、そのひとつが「戒名」です。そもそも戒名とは、出家した人が俗世を捨て釈迦の弟子なると俗名も捨てる為に用いたのが戒名で、僧侶と呼ばれる人達は全員戒名を持っているはず、死んで持つ名前でなはなく、生きて使う名前のはずです。戒名で理解できない部分を書き出してみます。

1. 戒名にランクがある事、あの世は未だ階級制度、身分制度があるのですか?
2. 信二信女30万円、居士大姉50万円、院号100万円、この差で何が違うの?

本家インド仏教に戒名はなく、東南アジアの各国にも戒名はなく、中国経由の仏教のみ
戒名があり、今は死者に対し戒名を販売――、それも高額で販売してるのに「布施」と
称する感性が理解できない。「布施」=「ほどこし」ですから無理することではない。

年金生活の老人にとって50万円は布施と呼べる金額だろうか――、老人が生活を切り詰めて渡した布施50万円、それを使うのは誰ですか? 毎年のように車を買い替える為の費用として、生活を切り詰めて渡したと思いますか?

以前は何処の菩提寺も引き受けていましたが「道号も適当」「戒名も適当」としか思えないほど適当な戒名を書いてきて、40万円、50万円と当たり前のように言う僧侶、更に人間性では、凡人の、こんな僕より俗世に染まってたり、人にものが言えるほどの人格があるとは思えない住職も沢山見てきました。ってゆーか、そんな僧侶が大半です。

何も分からない素人相手に、偉そうな事は言うが、行動は伴ってない住職を見てるだけで腹が立つ、あんしんサポートが菩提寺の葬式を受けなくなった要因のひとつです。

ただね、昔感覚の老人が配偶者に戒名を付けてあげたい気持ち、分らなくはない――、
せいぜい数万円なら、残る家族の満足代として考えられるけど、数十万となるとそうは
いかんぜよ――、戒名なんて要らないと言うしかありませんでした。

あんしんサポート設立から5年後くらいだったか、NHKが取材と密着を続け、ある時
8分30秒ほどの全国放送を2回してくれました。当時は新聞記事も良く載りましたから、
それを見た心ある僧侶が何人も訪ねて「お手伝いさせてください」と申し出てくれた。
その僧侶達は基本的にお金のことは言いません。あんしんサポートが商売では無いのも
理解してくれています。

お金が無ければ必然的に直葬系が増えますが、無信仰でも何処か仏教感覚を色濃く持つ
のが日本人のようで、火葬中などに「あのー、戒名は後からでもつけて貰えますか?」
と聞かれる回数も増えました。この人達は戒名を付けたほうが浮かばれる――、あの世
でも良い所へ行けるに違いないと思い込んでるようで、そんなの関係ないと力説しても
心の底にあるものは簡単に変えられません。

我々は低料金で家族が満足、納得できる葬式をし、葬式後も家族が穏やかな心で過ごせ
ることが目的ですから、お手伝いしてくれる住職に相談しました。その結果、いまでは
当方で葬式をした会員限定ですが、居士大姉戒名を25.000円で授与、道号、戒名で使用
した文字の意味まで全て書いて送って貰い、当方で打ち直して渡してます。

個人的には戒名など100%無用と思ってますが、会員さんの満足を優先した上で、可能
な限り費用を抑える交渉人としての一面も含め、葬儀支援をしている感じです。

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