コロナ感染で企業は勿論、葬儀屋も僧侶も今が過渡期

日々の「我想う」
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コロナ感染で世界が大きく変動、外食産業を筆頭に倒産する企業は相当数にのぼることでしょう。昭和29年生まれですから、今までの人生を考えてみると、昭和40年代は『消費は美徳』とまで言われたほどの世界でも類を見ないほどの高度成長で、街の個人商店からスーパーマーケットへの転換期でもあり、道路の舗装を始めとした各種インフラ全盛期で土建、建築も一気に変化した時期でしたが、平成3年にはバブルが崩壊し、不景気へ直行と転換したまま、すでに30年経過した。

令和に入りコロナ感染が世界に広がり、更なる不景気は免れませんが、僕が知るだけでも好景気もあれば、一気に不景気に突入もあった訳で、その都度変化するのが『常識』です。変化後の常識に早く気づき、速い対応をした企業は成長もするし生き残るけど、今迄の常識から抜け出せない所は、いずれ淘汰される現実も我々は見てきました。その典型が『百貨店』でしょう。高品質だとしても実質収入が減り続ける時代に高額な商売では、消費者が離れて当然なんです。群馬県で身近な所で言うと『ベイシア』『カインズホーム』『ワークマン』など全国展開している大企業があります。

元は『いせや』と言い伊勢崎市の街中で駄物を安く販売してた洋服中心の店でしたが、バブルの当時は街の人達は買わず、周辺地域の人達が中心の商売だったと思います。でも不景気風が吹くと一気に成長、今では大企業にまで成長しましたが、会長である土屋さん1代で、ここまで成長した企業ですから、凡人の僕には経営者の能力も計り知れないけど、時代の流れに乗って成長したのは間違いありません。当時は駄物でしたが、成長期に入ると商売の王道『より良い物をより安く』を徹底したのと、廃棄ロスの少ない衣料品中心の店舗から入り、ホームセンターのカインズホームを拡大させた後、最後に生鮮食品を扱うベイシアの展開に入ったと記憶してますが、リスクの大きい商売は企業の余裕が出来てからスタートさせるなど、さすがだなぁと思います。

そして今また、企業にとっては過渡期を迎えているのだと思います。生き残る為に赤字店舗は全て閉鎖するような外食産業も出るでしょう。企業規模そのものを縮小する企業も出て当然だし、残念ながら倒産する大手企業も相当数出るでしょう。

この傾向は少なからず葬儀業界にも出るはずです。普通に考えて最も強い影響を受けるのは社員がそれなりにいて、新たな投資をしたばかりで、百万円以上の葬式を中心に展開してきた葬儀社とか、市内にいくつも葬儀場を持ってる所は、赤字経営のほうが多いですから閉鎖するしか無い――、という流れも考えられます。これから数年後、10年後の予想次第で、その企業は存続や流れにより成長さえありますが、閉鎖や倒産に向かう事もあり得ます。

また同じ宗派でも各寺毎に考え方は様々で、うちのお手伝いをしてくれてる寺は「お金が無くて、いくらなら良いのって聞いたら5万円って言うから、それで戒名を付け葬式をした。無理させたら可哀そうだもんね」と僕に報告をしてくれました。「そうだよ、金額に拘らず例えいくらでも手を抜かずに心を込めて対応すれば、必ず依頼する家族は増えるから、うんと儲からないにしても絶対食えるし、広範囲の人達から慕われるはず10年前に言った通りだと思うよ」と言葉を返しました。

すると「○○寺の住職に大変な人が多いから少し布施を下げたらどうかって言ったら、馬鹿な事を言うもんじゃない、布施は上がり続けるんだよ。って言うから黙ってたんさ」だそうです。話しに出た寺は、うちを手伝ってくれてる寺の半分依頼が無いんじゃないかな。依頼が減り続けるから、布施を上げようとする住職と、お金の事は言わず依頼があれば快く引き受けてきた事で、当時は暇だったけど、今ではとっても忙しい住職、これが10年間の生き様の違いです。

過去の常識に縛られたら将来はない、大事なのは未来、近未来の常識に気づくことなんだと思う。あんしんサポートは2007年の時点で、2030年を見据えた活動を続けてきましたが、コロナ感染の影響で世の中の流れが10年前倒しになった気がします。2030年代は死者が最高に多く年金は下り続け、老夫婦だけの家族も増え、葬式に掛けられる費用は減り続ける予測でしたから、その意味では全く影響を受けていませんし、無借金なのと、数年前の移転が突然駄目になったのも、このコロナ感染騒ぎの為かぁ――、なんて勝手に思い込んでる次第です。

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