葬儀社には無いプランのひとつに『完全委託プラン』があり、昨日の搬送はその恩恵を受ける結果となったので詳細を書いてみます。
7月15日午後9時38分逝去の一報が入る(死亡診断書記載死亡時刻、午後8時55分)
約30分後お迎え、あんしん館搬送、納棺安置となりました。
死亡診断書記載の死亡時刻から24時間以内の火葬はできませんので、16日午後8時56分から可能ですが、群馬県内は午後3時以降の火葬ありません(コロナ死は別)
前橋斎場の火葬予約を確認すると8月17日の予約は満杯、翌日18日は友引で休場の為、19日午前の火葬予約をしました。
完全委託プランとは『ぱっく60プラン110.000円税込』で、病院、あんしん館、火葬場にも全く顔を出すことなく全て当方で行うプランです。
また年末年始を含め火葬までの安置が何日あっても『安置日数追加』と『必要なドライアイス量』の追加も一切ありません。
ぱっく60プラン内容
》指定先病院、施設、自宅等へのお迎え
》あんしん館に搬送
》納棺安置(供物の揃った式場祭壇前)
》火葬予約、死亡届出代行
》ドライアイス又は冷蔵庫保管
》予約日時に棺を斎場に搬送
》火葬、拾骨後に持ち帰り
》専用器機にて粉骨処理
》当方専用散骨場に散骨(一部手元供養可)(一部当方永代供養墓納骨可)という流れです
注意書きとしては
・安置後、末期の水、線香を供え、死亡届出書等の記入手続き
・その後は火葬場まで逢えません
・安置は搬入から48時間以内(以降24時間毎に 5.500税込加算)
・ドライアイスは最大15㎏(以降追加1回 9.900円税込加算)
・搬送時間帯、搬送距離の加算は一切ありません(旧前橋+周囲接触地域内)
・他の群馬県内へのお迎えは一律 11.000円税込加算
・上記地域火葬は+22.000円税込加算(死亡届出、霊柩搬送と2回出向く為)
・自宅安置は搬送追加不要地域のみ可能(+22.000円税込)
今回のケースで、ぱっく60プランなら――、
》安置日数は2日間追加で 11.000円税込加算となります。
》季節柄ドライアイスは頭部にも必要となり、2回追加の可能性大で 19.800円税込加算です
》今回は合計 30.800円税込加算が不要となります。
》ぱっく60プラン料金110.000円税込+30.800円=140.800円(完全委託プラン120.000税込)と20.800円費用を抑えることができました。
わずか20.800円とも言えますが10万円ほどの料金で20.800円の節約は簡単ではありません。また家族によっては「されど20.800円」なのです。
あんしんサポートには安置後は火葬場まで逢えないプランが2つあります。
『直葬プラン』と『ぱっく60』で、これは少しでも料金を下げる為の措置です。勿論、安置後も逢える希望なら11.000円税込加算で可能です。
本当に最低限の項目だけで、本当に追加不要なプランを組む葬儀社は無いでしょう。
その理由は『儲からないから』とても単純明快です。
自分でも『馬鹿だよなぁ』と思うのですから葬儀社の人達から見れば馬鹿らしいと思うでしょう。
でなければ69.000円+税の直葬プランでさえ、葬具類は誰が見ても違和感の無い高品質使用で、30万円分の供物類が飾られた豪華な祭壇前での安置などしないでしょう。
今回は『完全委託プラン』メリットが明確に出たケースなので記載、これが年末年始なら更に大きな違いとなるのは間違いありません。
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