事前相談も、安置後も、葬式の話しは殆どしない

日々の「我想う」
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5月の葬式を思い出してみると、逝去後や火葬中はずっと家族と話してた気がします。
だけど、葬式の話しをした記憶は殆どありません。疲れるほど話した中身は何だったか
考えると、全ての家族が似たような流れのパターンだった気がする。

1. 逝去の一報が入ると千明が受け、お迎え時間を看護師さんに伝えて貰う
2. その後、僕に連絡が来て保冷剤、棺、線香具などの準備に入る
3. 火葬予約可能な日時の確認
4. 準備が整うと指定病院等へ向かい、故人を搬送、あんしん館に戻って安置
5. 末期の水、線香を供えると最終的な打合せに入る
6. 今の財布事情と希望を聞き、遺体処置費用も含め病院等の支払い残を伝える
 (この段階で本音を聞くと、二者択一程度まで勧めるパックが決まる)
7. 火葬予約、宗教者予約も含め葬式の日程が決まる

8. 故人の預貯金引き出し方法の説明
9. 国保葬祭費の手続き説明
10.逝去日による年金額と支給日と引き出し方の説明
11.動産不動産相続についての説明と法務局での手続き説明や遺産相続の話
12.その他、個々の家族毎に必要と思える手続きや対処方法の説明
 (生保、携帯、自動車、有価証券、法定相続人、借金など個々で様々です)

1.~7.までは5分もあれば済むことが多く、家族も事前にパックを確認しているので
さほど質問もなく、あるとすれば追加が発生する場合です。

例えば「午後3時逝去」の場合、火葬は「翌日午後3時1分~」ですが群馬県の場合、
午後3時火葬が最後ですから、翌々日の火葬となります。ところが翌々日が「友引」の
場合、斎場が休みの為、火葬できませんから更に1日延びることになります。すると、
安置48時間パックは24時間の追加が発生(納棺安置5.000円、ベッド安置1万円)

火葬時間とは最も遅い点火時間の事で、死亡診断書に記載された死亡時刻は、例え1分
でも融通は利きませんから、家族が病院到着が遅れ、火葬は早めを希望するなら到着を
待たず死亡診断してくれるよう医師に依頼すれば良く、その旨を依頼する葬儀社に伝え
れば火葬予約をすることも可能です。

この辺りまでの打合せで10分掛ることは滅多にありません。しかし8.~12. に掛け
ては最低でも1時間、家族によっては2時間掛る
ことも珍しくありませんし、家族達が
真剣に耳を傾け、聞きたい、教えて欲しいと思うのも、この時間帯です。家族の話しを
聞いてる限り、これらの話を1か所で教えてくれる所は何処にも無いようです。

我々の目的は「残る家族の生活が守れる葬式をする」ことですから、この流れは当然と
言えば当然なんです。この段階がスムースに進めば、家族は安心して葬式ができます。
最後の火葬中70分間では、ひとつひとつの手続きの流れや方法を、改めて確認される
家族が殆どで、拾骨になると斎場担当者で無く、僕自身が焼骨の説明をして家族達は、
「各自が素手で、ありがとうの言葉を添えて拾骨」と温かい空気の中で進みます。

葬式については直葬でも、家族葬でも、親族葬でも、追加は一切しなくても全く問題の
無い内容と品質であれば、家族が何か言うことありませんし、選択項目は一切ありませ
んから、逝去後にいちいちパック内容や料金について説明する必要が無いんです。

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