各死後手続きの種類と考え方

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

前回の最後に言いましたけど、改めてお聞きしたいのは――、
1. 一般的な人の死後に必要な手続きの種類
2. 手続きをする場所と順序
家族によって、この順番が違う気がするんですけど、その辺りも例えば――、で分るように教えて頂けると、私だけでなく、読者の方々も参考になると思います。

代表
代表

極々一般的な誰でも必要な死後手続きは以下のようになる。
⓪ 故人は基礎控除3,000万円+法定相続人数×600万円=相続税の掛らない総額
  ※ 例えば、法定相続人3人なら4,800万円まで非課税
① 国保からの葬祭費(居住地役所国民健康保険課)23区以外は5万円が圧倒的多数
  社会保険からの埋葬費(勤務会社にお願いする)5万円の支給(扶養も同じ)
② 国民年金だけ方の年金手帳返却(上記役所の窓口)
  厚生年金手帳の返却(管轄の社会保険事務所)
  ※ 年金は死亡した月の分まで支給されます(9月死亡なら10月支給2か月分)
  ※ 2月支給は12月1月分、10月死亡なら12月に1か月分だけ支給されます
③ 普通口座預貯金(カードあれば1日50万円まで引き出せる)
  ※ 法的には死後は相続財産となりますが、一般的には引き出す人が大半でしょう
  定期預金(故人の除籍謄本や法定相続人の遺産分割協議書が必要)
 ※ 定期はカードで引き出せません(事前に普通預金に切り替えておくのが賢明)
④ 生命保険金(必要書類は各保険会社で確認)
 ※ 法定相続人×500万円の合計が非課税
  ※ 癌で逝去し、がん保険加入なら死亡診断書に癌の文字を入れて貰いましょう
⑤ 不動産名義変更(所轄の法務局)
  ※ 名義変更は自分で出来る程度のものですから、一度説明を受け自分でします
  ※ 名義変更には登録免許税(評価額の4/1000)を法務局収入印紙で納めます
⑥ 墓所は誰かが相続、誰も看てが無ければ家庭裁判所が決定し拒否はできません
  ※ 葬式時に単純に納骨せず、墓閉じの必要があるなら検討、対処すべき時です

以上は、70数回の中で書いたと思うのですが、改めて簡単にまとめて書きました。
個別の詳細は「№」の書いてある以前のブログでご確認ください。この他にも個別で死後の手続きが必要な方もおられます。

代表
代表

問題は何処にどのタイミングで行くべきか個々の家庭で全て違うことです。9月に葬式した家族を参考例に書いてみようと思います。


》故人は離婚しており現在は施設入所中の老女でした(施設退去整理が必要)
》50代息子さんは家庭があり、車で4時間近い場所に単身赴任中(9月は繁忙期)
》故人の娘さんは数年前に病気で亡くなってます(独身でした)
》故人には普通預金数行と定期預金があり不動産はありません
》死亡届出は9月19日(土)20日・21日・22日まで祝日で市役所の動きはない
》市役所での死亡手続き後の事務処理は24日(水)以降になると考えるのが無難
本件の場合、①②③④+施設整理をする必要があります。

ちぎら
ちぎら

喪主の息子さんが2人いますが、どちらも県外在住で基本的に喪主が動くことになるケースでしたから、代表は1回の来県で全ての処理ができるようすべきと言ってましたから、本人の立場で考えると有難いアドバイスだと思います。このケースでされたアドバイスを具体的に教えてください

代表
代表

あいよ、ちぎらが言ったように『1回で全て済ませる』為の方法と流れを伝えた。
・国保葬祭費の手続きは24日以降じゃないと出来ない可能性が高い
・だから繁忙期の為、23日の連休明けから仕事に戻って貰う
・赴任先から各銀行に連絡し故人の通帳解約手続きに必要な書類等を確認する
・故人名義の定期預金解約に必要な書類も確認する
(除籍謄本や本人確認できる物等が必要、全て通帳作成した銀行店舗に連絡する)
・生命保険会社に被保険者死亡の旨を伝え、費用な書類と手続き方法を確認する
(本件の本籍は前橋市でしたが、戸籍(除籍)謄本は本籍地のみの発行です)
・9月逝去なので10月15日支給の年金は満額支給され、12月以降はありません
・携帯電話の解約に必要な書類確認(ドコモなので死亡診断書が必要)
・以上の全てを確認した上で年金支給日の10月15日以降の平日に来県する
・来県日が確定したら社会保険事務所に予約(国の役所は全て要予約です)



※ 来県したら初めに前橋市役所に行く
 》国民健康保険課で国保葬祭費の手続き(当方領収書・手帳返却・振込口座等)
  葬祭費は2年で失効となります
 》銀行等で必要な除籍謄本など必要な書類を全て市役所等で発行して貰う
 》各銀行を周り故人の通帳、定期等全て解約し自分の通帳に入金手続きをする
 》予約時間に社会保険事務所に行き、手帳の返却と今後の対処等を聞く
以上の流れで動けば、1日休暇を取って来県すれば基本的には全ての手続き完了

ちぎら
ちぎら

うんうん、これって家族は凄く助かりますよね。突然行っても、あれだ、これだと必要な書類を言われるから早くて1日では済まないし、ここまで詳細に手続きのアドバイスをしてくれる所は無いでしょうね。改めて聞くと個々の家族で流れが違うも理由も何となく分りました。だもん、個々に色々聞かなければ適切なアドバイスなんてできないですね。

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