親戚付き合いなく、持家の人は死亡届の申請者で困る

生前・死後の手続きアドバイス
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独居生活で、ようやく墓閉じも済ませホッとしたようで「親戚も無いので、もしもの時は友人にお願いしておけば良いのでしょ!?」との質問があったと千明に言われ、少し考えてみたが、このケースは簡単で無い気がします。とりあえず23日に来館して貰い、詳しい情報を聞いた上で答えようと思っているところです。

『死亡届の申請者(届出人)になれる人』

・親族とは(血族6親等以内、姻族3親等以内)で(又従弟が血族6親等)
・同居者(同居年数の決まりは無いと思う)
・家主、地主(賃貸物件の家主、借地に家を建ててるなら地主)
家屋管理人入院中の医院長、入所中の施設長も、この枠です
・土地管理人等(地主が法人に任せて運用している場合など)
・後見人、保佐人、補助人、任意後見人

上記以外は『申請者』にはなれませんし『その他』の項目が無いので他は駄目です。
今回の申請者枠を、ひとつひとつ検証してみましょう。

・親族は妹さんが1人いますが、病気で自分より先に逝く確率大です
・同居人はいません
・家主、地主はいません
・家屋管理人(現在はいませんが、最も可能性が高いと思えます)
・土地管理人はいません
・後見人、保佐人、補助人、任意後見人(これらの可能性も充分考えられます)

改めて考えてみると、痴呆なく、病気なく、持家で、親戚縁者が無い人は、事前に依頼しておけないケースだと分ります。多分、自分の親族とは殆ど付き合いが無いのでしょうね。来館したら、こんな風に話しをするつもりです。

1. 妹さんの旦那(2親等)の存在の有無
2. 妹さんの子供達である甥姪(3親等)の存在の有無
3. それ以外で依頼できる親族の有無
4. 最後は病院か施設で迎える可能性大なら、その時は『家屋管理人』で申請できる
5. 自宅で孤独死なら、警察から市長に報告となり最終的には申請者不要です

残念ながら現時点で安心出来ませんが、他に方法はありません。またこのケースの場合、自宅をどうするかの問題も出てきそうです。バブル期のように右から左へと売買できる時代ではないからです。依頼すらできない親族なら、今の時点で処理方法を考えておかないと、結果的には親戚達に迷惑が掛かります。

迷惑とは、不動産の場合、相続放棄をして仮に国や市町村への寄付を申請しても、売買が成立するまでは、何年間でも管理の放棄はできないからです。個人的には不動産は売り払い、有料の老人ホーム入所するのが最善に思えます。すでに80代ですから、いつまでも元気に動き回れるとは思えません。

これから、こんなケースは増えるんだろうなぁ、と考えると、あんしんサポートが後見人を引受けるか、委任契約をするか、或いは双方の契約をすれば、心配せず終幕を迎えられるんだろうと思える。後見人は資格など無いですから、まともな人間であるとか、法人であれば、基本的には問題ないはずです。あとは面倒臭ぇなぁ――、ってのが本音ですから、後見人を引受けるとしたら基本的には千明が専属だろうなぁ、もうひとつの方法は、遺言書に全て任せると明記する方法もありそうですが、死後すぐに効力発揮できる遺言で無ければ意味はありません。

いつもの事ながら、会員さんからの相談があると、現行の課題点や問題点が見えるし、そこから何をすべきかも見えてくるから、ひとつひとつ対応してきたのが、あんしんサポートの歴史です。これで後見人を引き受けたら――、やっぱ無料かなぁ、また身体だけが忙しくなるよなぁ・・・

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