2008年NPO法人設立前から「借金すべきではない業界」と言い続けてますから、僕と直接逢った人なら耳にした事があるかもしれません。
ただ「なんで?」と口にした人に逢った記憶はありませんから詳細を説明したことも無く千明にも詳細は話してないと思う。
葬儀支援は借金すべきでないと考えた理由
次の依頼が明日なのか1年後なのか分らない
次がいつか分らないから可能な限り利益を得ようとするし、借金があれば毎月の返済があるから更なる利益を追求したくなる。
その結果は高額になり嘘や誤魔化し詐欺まがいの事までする確率が高くなるのは間違いない。
借金がある葬儀社を見れば分かります。腹の中は儲けたいから外に出ているはずです。
家族は分らなくても業者の人達なら感じてるんじゃないかな。
売上半減でも1年は耐えられる体質
これはホテル婚礼美粧(テナント)で実感し社内会議で通達してた事です。
テナントの売上主体では本体が傾いても、倒れても一心同体ですからテナント売上は50%以下に抑えるよう命令してました。
もしテナント本体が撤退、倒産しても独自で生き残れる経営体質を創り出すのが絶対条件と思ったからです。
またテナント外で経営維持できればテナントで大きな利益を得る必要なく出た利益は全て投資しても問題ありません。
※ 実際バブル崩壊後の婚礼業界は一気に変革し2つのホテルは経営者が変わったが、その前に撤退して難を逃れました。
また目指したのは「葬儀支援」で低料金は大前提、ただ当時の葬儀業界は僕の意見は論外でした。
「連帯保証人」と「業態変化」の家業のスーパー倒産はも反面教師。
・連帯保証人の怖さを子供なりに痛感する
・500坪以上の売り場対応には資金が必要
・借入できる銀行が無かったんだと思う
・銀行は晴れに傘を貸し雨なら貸さない
経営者家業の中で最大1億円ほどの借金をしましたが、銀行とは経営状態が良く金を借りる必要が無い時は「借りてください」と言ってくる。
僕自身経験はありませんが金が無い時は貸してくれないようです(なら銀行の存在価値はない)と父親の失敗は子供乍に経験則として生きている。
また県内中堅くらすのスーパーを経営する母娘が当美容室の顧客だった事で、一定額以上の借金になると自転車操業しかできないと知る。
又ある店舗の隣組に家族経営の床屋があり「お宅はいつもお客で一杯で良いね」と羨ましがっていたが家族経営の強さを実感していた。
案の定コロナ感染騒ぎが1年以上続き、5月8日現在終息の見通しは全く無いだけの今年の倒産件数は一気に増えるだろう。
また外食産業は相当数の店舗閉鎖をしているが見方を変えれば健全経営化を図る良い機会だろう。
あんしんサポートは過去の経験から葬式売上が半分に落ちても経営が成り立つ経営手法をとってきた。
勿論、元々が薄利ですから可能な限り経費削減を心掛けてきたのも功を奏しているが、何より強いのは無借金経営で家族目線を貫けています。
過去の歴史を見ても良い時代が永遠に続いた事はありません。
良い時期が長ければ反動も強く長いのは歴史が証明しています。
今の30代以上はバブル崩壊を経験してますから「備えよ常に」は学んでいるはずです。それでも駄目ならキッパリ諦められる。
人生の出来事は全て未来の予習のようです。
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