事前相談・施行で情報収集
葬儀支援と葬儀屋で最大の異なる点は先人の有無、葬儀支援はアドバイスを求められる人が皆無な事、16年前は知り合いの葬儀屋に聞いたり、僧侶に聞いたりもしましたが全く参考にはならず、僕が10年後の未来予測を伝えてるに過ぎず、それでも過去の流れがそのまま進むと思ってる人達ばかりでした。
そこで葬式した家族の中でも経営者だった人達、医師、教授等の会員さん達にも聞きましたが、例え近未来予測だとしても未来を予測するのは思ってた以上に難しい事のようで、納得できる的確な回答を得られる事はなく、質問しても回答は少し的外れが多かったです。
支払い年金総額が増えれば資金不足で年金は下り続けるとか、少子化で墓閉じは増え続け散骨が増えるとか、独居老人が増え続けるとは親族に迷惑を掛けずに済む「低料金で火葬と散骨までの完全委託」が必要等は自然に思いつきましたが、この発想自体が普通ではないようです。
国保葬祭費5万円で骨壺に納まれば一銭も無くても死ねる訳で、誰もが死後費用の心配をすることなく生きられる。これが誰もが考える自然な発想、後はどうすれば実現できるかの問題と考えましたが、この発想自体が特殊と思われたのか否定論や中傷ばかりでした。
チャレンジした経験も無い人が何故、否定論を唱え中傷までするのか全く理解できませんでしたが、自分では考えられない事をしようとする人間を否定してる限り、その人間の将来は暗雲しかなく姿を消すだろうが、そんな人達ばかりの業界に聞いても発想の妨げにしか成らないと発想を切り替えた。
自分の中だけで考える時間
周囲に意見を聞いても進展しないと分ってからは『自分独りの時間』を大切にしてます。毎朝のルーティーンであるシャワーをー浴びると勝手に思考時間に突入、通勤運転中もシャワー時間の続き、ただ寝る前だけは考え出すと睡眠に影響しますからスマホでゲーム、マンガ、動画で考えない時間に設定してます。
ある程度思考が整理されると散骨に向かう車内の往復で3時間ほど、千明と説明したり、意見を聞いたりと結論が出るまで何度でも会議をしますが、移動時間ですから集中できるのも利点、この時間のお蔭で16年間揉めることなく、次々と新たな支援活動が進められたのでしょう。
ちょっと困るのは、ひとりになると勝手に思考回路が作動するようで休まる事がなく、いつも緊張してたらゴムは伸びきってしまう事から、考えない状況を創り出せば良いとスロット・ブログなどに集中します。
ただ最近は頓に固有名詞が出て来ない頻度が高くなってる自覚があり、認知症の発症傾向として「物忘れ」「理解力・判断力の低下」「性格の変化」、一番目の物忘れは現在進行形のようです。
周囲に惑わされない事も大事
周囲から「それが実現できれば助かる人はいくらでもいるけど絶対出来ない」とまで言われ「なら挑戦する価値はある」と設立を強行、設立後は都内講演会後に参加者からの希望で1週間の泊り込み研修会をしたにも拘わらず「5万円では成立しない」と誰一人として立ち上がらない現実がより強い信念となったのだろう。
『絶対に完成させる』の想いと人生最大の集中力で挑んだ3年間は、千明からも「原価割れで出来ませんよ」と言われながらも「こんな所で立ち止まってたら何ひとつ出来ない」と強行したのが懐かしい――、結果が達成したから懐かしいけど、失敗してたら無謀な挑戦と言われたでしょう。
人類の歴史を振り返ると全ての進化は無謀な挑戦から始まり、変人扱いされてますから常識から外れた所に進歩や進化の道があるのは間違いありません。夢や希望を切り拓く道は賛同より変人扱いですから、なら他人に相談するより自分の中で組み立てたほうが気概も維持できます。
「絶対できない」「追加されるに決まってる」「絶対嘘」と言われた葬儀支援も16年後の今、世間からの誹謗中傷は皆無となり、超低料金を目指す葬儀屋さんの指標価格となってるほどです。
新たな発想で実現すれば助かる人、喜ぶ人も多い発想のある人は自分ひとりでスタートすべきです。残念ながら貴方の発想を理解してくれる人は多くはありませんから、実現させた結果を見せない限り、あなたは単なる妄想癖の強い変人でしかないのです。
コメント