嫌なことは続かない、だから嫌なことはしない

日々の「我想う」
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『菩提寺の葬式受けません』『死後の入会できません』挙句の果てに『嫌な人は受けません』とまで明言してるのが、あんしんサポート葬儀支援センター、葬儀屋さんは「あり得ない」と言うだろうし、一般の人達も同様に言うかもしれませんね。でも嫌な人の依頼や、嫌な仕事をずっと続けられるでしょうか? 『俺には無理!』嫌な事でも仕事だから頑張る・・この感覚は昔から不思議に思ってきました。

『嫌だけど仕事だから・・』この感覚、個人的には理解も納得もできません。その意味では嫌な仕事でも続けられるとしたら、すげー忍耐力だなぁとは思うけど、同じようにしたいとも、すべきだとも思いませんし、今までもしてきませんでした。嫌々する仕事で上手く行くんだろうか、良い結果がでるだろうか、と考えると僕の能力では無理ですね。

仕事の時間って単純に考えても8時間だから、1日の1/3もあるわけで嫌々だったら拷問でしょ!? ところが、この嫌々感覚を当たり前のように言う人のほうが多いのが日本という国です。こんな事を続けてたら自分が壊れちゃうし、壊れたら保証してくれないし、壊れたまま生きるの大変ですよね。誰でも嫌なことは長くは続かない!? だから嫌なことはしない――、これが武井という人間ですし、何十年もこの感覚で生きてきましたが、支障はありませんし、人並み以上の出世も実現してきました。最も出世欲は無いので、突然の辞令で役員になっただけですけど。 あ、ただ組織の人間は組織が良く成らない限り、個が良くなる事は絶対に無いと思ってますから、自分も含め組織最優先です。

例えば僕の嫌いな職種のひとつが『営業職』です。結論から言うと一般営業の3倍ほどの売り上げがありました。退社後の数年間は、伝説の営業マンとも呼ばれてたそうですが、営業は大嫌いですから誉め言葉を聞いても嬉しくないし、人並み以上の売上が出せたのは嫌いだったからです。

『人に頭を下げるのが嫌い』『社交辞令を言うのも嫌い』『嫌な奴を褒めるなどできない』人間です。初めて同行営業した時、ペコペコしてる上司、心にも無いお世辞を平気で言う上司に「何で、あんな人に好き勝手言われなきゃいけないんですか?」って言ったら「その気持ちは分るし、俺だって同じ気持ちだけど、人じゃなく、お金に頭を下げてるんだよ」って言われました。残念ながらその答えに納得はできず『俺は金に頭を下げる気はないけどね』と心の中で呟いたのを覚えてます。

なら、どんな営業をしたかの答えは簡単『相手が頭を下げる人間になりぁ良い』と思ったわけです。美容室にパーマ液など材料を卸すルート+新規開拓営業でしたが、1か月もすると美容業界が見えてきましたから美容室の経営者が『求めていること』と『苦手なこと』が分かってきました。

『美容室経営者が求めていること』
・いかに客数を増やし、売上を上げるか
・使えるスタッフへの教育

『苦手なこと』
・経営には欠かせない経理です

前職がスーパー業界のMD(マーチャンダイザー)だった事と『我が店はお客様の為にあり』という個人的理念も出来てたのと、短期で店長経験をさせて貰えた事が役立ちました。詳細は書きませんが必要ならコメントして貰えば、実践実例はいくらでも書けます。偶然でしたが、前職の経験が『頭を下げない営業』を実現させてくれたのです。美容室閉店後の会議、経営者との打合せが夜中になっても、嫌いな事じゃないから苦にならないし、今までの経験が活かせるから楽しいわけです。

また薬剤などの説明は他社の営業がしっかりするから僕は殆どしません。その美容室で戦力になる商品か、そうでないかを伝えるだけです。ただ経営者にはこんな風に言いました。

「もし僕より能力のある営業が来たら、僕に遠慮は要らないから、その人から買うべきだし、その人が全力で応援してくれるなら、チャンスを逃がさない為にも全てその人から買うべきだと思うよ。 経営として考えれば当然だから仕方ないけど、仕入れ変更する前に一言だけ言ってね」

と笑顔で答えると「分りました」と安堵の表情を見せるのですが、腹の中は『そん奴はいねぇよ』と思っているのです。それとね、この言葉は全部俺から買え――、と言ってるのと同じって分りましたか。

勿論、相手経営者がそれだけの価値を認める能力や実績は必要ですが、そこまで本気で対応する営業などいませんでしたから、戦う前から勝ち戦なんです。この手法で大変なのは、ゆっくり話したい経営者ばかりですから、何処の店もその日の最後に周って欲しいと言われる事と、休日以外は早くて午前0時、普通で午前2時、遅いと午前4時頃まで家に帰れず、午前9時前には出勤することでした。但し気乗りしない日は早めに会社を出て、営業はせず、半日以上は喫茶店かパチンコ屋で過ごしてました。どんなに嫌でも予定軒数は周る必要があるので、焦って回れば間に合う時間には仕事というか、巡回だけは開始します。

これにも理由があるんです。
人は嫌々仕事をすると、嫌そうな顔になるものです。『武井信者』のような人達ですから、やる気の無い顔を見せたら自分の価値を落としてしまいます。だから、やる気はありませんが、焦った顔で周ってれば店の人達は気づきませんし、自分の価値観を落とさずに済みます。この感覚は今も一緒で嫌な事はせず、切り口を変えれば好きな事になるわけですが、あんしんサポートの仕事に於いては、やる気を無くす原因の大半は13年間で取り除いてあるのでとっても楽ちんです。

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