1.ドライアイス交換しますね?

我想う支援日誌
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これが最初に感じた疑問

事前・逝去・葬式の流れ順に書くほうが理解し易いでしょうが、葬式の現場で最初に感じたのが今回の内容であり、これをきっかけに違和感・疑問を意識したのが前回ブログなので、順不同ではありますけど、この話題から書き始めたいと思います。

施行委託した葬儀屋施設に安置した翌日、部屋で家族と話していると担当者が「ドライアイス交換しますね」と部屋に来た際、家族は「あ、お願いします」と言ってましたが、僕の中では『ん、交換?と思ったので家族と一緒に担当者の挙動確認、すると昨日当て小さくなったドライアイスを外して持参したバックに入れ、新しいドライアイスを当て布団を掛け直して帰りました。

家族を見ると違和感なく担当者に挨拶してましたから、その場は何も言いませんでしたが、皆さんはこの様子に違和感を感じますか? 家族同様ですか? 僕は疑問が湧いたのです。

追加は分かるが交換はあり得ない

ドライアイスは2kg~2.5㎏程の塊で-80℃、逝去直後なら体温は36℃弱あり、時間の経過で解けて小さくはなるけど小さくなっても氷になる訳でなく、ドライアイスですから冷却効果に変化はありません。

安置が数日なら1回では足らず、追加が必要なのは納得できますが取り替える必要はありません。言葉のあやでの交換しますねなら問題ありませんが、昨日入れたドライアイスは外して持ち帰ったので、後でその担当者にドライアイスをどうしたのか聞くと「処分しました」と言ったのが納得できません。

毎日入れ替える度に1万円~12,000円の費用が加算され、5日間安置で4回追加したら4万円~5万円の加算、最後まで使い2回で済めば1回分の追加で済む、担当者が自分の家の葬式でも同じようにするでしょうか、払うのは家族だから構わない発想の無責任な対応です。

ついでに言うとガチガチの凍結状態で火葬すれば時間が掛かり、解凍した腐敗前の状態で火葬するのがベスト、更に夏と冬、当日の気温、安置する部屋の温度、火葬する時間帯など、あらゆる条件を考慮し余分な費用を掛けさせない対応こそが、家族の望む担当者スキルなのは誰にでも分かるでしょう。

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