わずか5分の閉眼供養20万円! 交渉の結果5万円

日々の「我想う」
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葬儀業界に携わる業者が胡散臭いと感じるのは僕だけでなく、一般の人達の大多数だろうと思いますが、そう感じさせる典型のような寺の話しです。

10年近く前になるでしょうか、母親の葬式をした息子が癌で余命宣告を受け、奥さんが来館して相談、話しから「ぱっく60(直葬+散骨+一部手元供養)を勧める。話しているうちに寺に墓があると分り、その辺りはどう考えているのか訊ねると、自分達の後は墓守がいなくなるのと、謝礼の高い寺のようで、ご主人の年金が無くなってからでは大変だから、今のうちに墓閉じしておきたいとの事。

この判断、皆さんはどう思われるでしょうか?
結論から言えば「実に賢い選択」です。
多くの人は葬式が済んだら考える――、ですが、それでは遅いんです。その理由は以下の通りです。

・墓守不在なら最後の奥さんは、その墓に入れません
・今回、高額な布施を支払い、尚且つ永代供養墓に入れるよう勧められるはずです
・墓に7体の骨壺があり(最低230万円~500万円の永代供養墓料+墓閉じ費用+閉眼供養料)が必要です。
・弊社家族葬なら15万円(一般葬儀社100万円~)ですから、差額だけで85万円ある
・もし、弊社でk墓閉じ+散骨が85万円以内で済めば、その差は最低でも300万円抑えられると考えた

どうも10年前の葬式で、そんな話しが出たようで覚えていたみたいです。そこで当方の石屋さんに見積りとカロート内の骨壺数も数えて貰ったところ、墓撤去・整地・処分・遺骨7柱散骨の総額450,000円(税込495,000円)で完了と分り、一般葬儀社での家族葬(宗教者含)100万円との比較でも、葬式+墓閉じ一切で40万円安くなると分り、墓閉じの意思を堅めましたが、ご主人の緩和ケア医療費もあるし、支払いは分割にできますか? との相談もありました。

もしもの時に財布事情が厳しければ相談に乗るから、その心配はしなくて良いと伝えると寺に墓閉じの旨を伝えにいかれたようで、閉眼供養代20万円と言われ驚いたそうです。我々からは1万円~3万円と聞いてますから、そんなに払えないと値引き交渉、次の提示は10万円、結局5万円で話が着いたようです。

100件は無いとしても、数十件からの墓閉じをしてきましたが、墓閉じ読経5万円は過去最高額と一緒です。最低5,000から、1万円が多く、高くても3万円ですから、5万円でも相場の倍額です。墓閉じで唱える読経は寺によって様々ですが、概ね5分程度、うちの場合「酒」「洗米」「塩」を用意しますが、何も要らない寺もあれば、更に「果物」と「菓子」を用意させる寺あります。

この話しを読んでどう感じるでしょう。

・他の寺が1万~3万円なのに、20万円は誰がどう考えても馬鹿っ高いでしょ
・それを10万円、最後は5万円まで引き下げる姿勢や考え方が胡散臭過ぎます
・檀家の足元を見るような金額提示をする住職が信頼されるはずがありません
・素直な人、気の弱い人なら、20万円支払いんです(そんなのあり得ないでしょ)

これに近い発想をするのが「葬儀屋」と「石屋」です。もし自分だと思い当たる葬儀屋、住職がいたら貴方が業界の信用を無くし、胡散臭いと思わせてる元凶だと自覚したほうが良い。

昨日の元同僚もそうですが、過去の葬式では、従弟の親、千明の父親、嫁さんの父親、誰の葬式でも値引きしない(できない)のが、あんしんサポートの料金設定です。料金交渉する人もいませんが、されたら断るしかありません。本当に利用者目線で設定した内容、料金体系なら、初めから利益は最低限に抑えてある為、例え家族の葬式でも値引きできるはずが無いんです。

それでもと言うか、だからと言うか、14年間で千数百件の施行をしてきましたが、1度も事故(集金できない葬式)はありません。但し数件ですが支払い相談に応じた事はあります。

誠実、真心、家族目線を本気で行えば、その思いは家族にしっかり伝わるものです。だから千数百件の施行で「事故ゼロ」が続けてこれたんだと思うし、これが業界に蔓延する「胡散臭さ」を消失させる唯一無二の方法だと思う。

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