10年前との比較では数倍に増えているのが「墓閉じ」で顕著なのが寺墓地でしょう。
初めに墓の種類は「公営墓地」「地域墓地」「寺墓地」「民間墓地」「自所墓地」でこの中で自所墓地については改めて閉じる必要性は無いでしょう。
地域墓地についても年会費等の無い墓地もあり、さほど問題の無い墓地も結構ありますが、公営、民間、寺の墓地はそうはいきません。
最近は墓の必要性を感じなくなっている人達が多く理由は以下の通りです。
① 少子化、子供が他県在住等で墓守不在になる
② 墓は子供達の足枷となる
③ 寄付だ何だと金が掛る寺と付き合いさせたくない
④ 宗教変わりした
理由は様々ですが墓は要らないと考える人達が増えているのは確実で、自分ですら重荷の為、できれば子供達に同じ思いをさせたくない親が多い。
ぶっちゃけ、墓閉じに理由は必要ありません。
いかに低料金で墓閉じはいつすべきかでしょう。
「1」墓閉じの基本は収入がある現役時代
基本的に墓は「永代使用権」を購入し借りてるだけ、墓地を建てる際に契約書等にサインしている人は多いでしょう。
大多数の墓は2年~3年管理費を支払わず放っておくと墓を片づけますよ。との覚え書きがあったはずで墓閉じは更地に戻す決まりもあります。
更地に戻すには墓石や外柵やカロート、墓所によって土台を撤去しカロート内の骨壺は全てだし、カーロト内を土で一杯にすれば完了です。
あとは出した遺骨の処理をすれば墓閉じは完了しますが問題は費用でしょう。墓の大きさ石の使用量、墓の位置で費用は変わります。
「2」墓閉じの流れ
① 「墓の撤去費用見積」と「遺骨処理費用」の確認
② 墓撤去処理費用見積り(数件の相見積もり)
③ 墓内の骨壺数を確認して貰います
④ 費用に問題なければ墓閉じの旨を管理者に伝える
⑤ 仏式、神式なら閉眼供養(1万円~3万円)
⑥ 出した遺骨は処理方法により異なります
※ 墓の移動を「改葬」と呼び行政の許可が必要
※ 「散骨」「手元供養」は改葬でなく許可無用
※ お勧めは「散骨と一部手元供養」です
※ 離檀料はキッパリ断る(離檀契約はしてない)
※ 最終的に寺は離檀料取れない(裁判なら勝つ)
※ 石屋はピンキリ相場熟知している人に依頼する
※ 葬式に合わせ墓閉じ(墓閉じ代を捻出できる)
墓閉じ費用で数倍の差は当り前にあり最終的な支払い額が明示できない業者は信用できない。
追加の出る業者も論外墓閉じ費用で2倍、3倍は当り前で最高10倍差まであったほどです。
・民間墓地と寺墓地で業者指定は高額確定
・公営墓地は放置できないと思ったほうが良い
・建墓は次、次々世代まで確認してから決める
墓閉じは現役中に行うべし
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