『俺なら――、』が葬儀支援の基本思考

我想う支援日誌
この記事は約4分で読めます。

1/18日、先ほど「時代と我が家の遺骨供養を考えてみた」をアップ、事務所のモニターにはご夫婦でしょうか2人の方が入会相談をされてる様子が写っており、この後も入会相談があると聞いてますが、広告宣伝を全くしなくなってから数年の今、入会の99%が利用者からの紹介です。

あんしんサポートの葬儀支援内容や料金設定を聞くと驚く人達が多く、何処で勉強されたのですか?と聞かれる方も多いですが、この発想自体間違いで「逆」です。

ど素人で業界の概念が全く無かったから「家族と同じ発想しかできず」だから業界人では考えられない発想ができた思って間違いありません。

この現実は群馬県民は勿論、『JINS メガネ』と言えば全国的にも知っておられる方は多いでしょう。前橋市出身の田中仁さんは『なぜメガネは数万円~十数万円もするのか?』『受取りまでに1週間も掛かるのか?』と素朴な疑問を持ち変更できると確信すると迅速に目的に向って走り続けてる人です。

まず業界を知らないから出来ないと考える人は永久に何もできない人、また素人に何ができると経験の上に胡坐あぐらをかいてるような人は論外であるという事です。

事実16年前、葬儀支援センター設立当初は「5万円火葬!?わけ分かんねぇ奴が出てきたけどすぐに廃業するよ」と業界で言われてたそうですが、残念ながら16年間無借金経営で「菩提寺の葬式は受けない」「逝去後の入会は受けない」と一般の葬儀社では考えられない手法で日本で唯一断る葬儀屋と言われながらも5,000名を超えた会員は今も増え続けてます

35年以上前バブル絶頂期、経緯は省きますが美容室の経営者となり最初に行ったのはホテル結婚式場での婚礼美粧の専業権の取得、当時は女子高生をトレンドした時代でしたが、当時40代に差し掛かった団塊世代のメインターゲットとし、パーマでなく明るい白髪染が主流の美容室を創る事にした。

男の俺でも白髪は気になるのだから女性なら当然、今は自宅で染めるのが普通だけど低料金化して明るく染まる白髪染の技術さえ探せば顧客は獲得できるはずだ。

また当時の美容室は紫のドアとか、角を丸くした窓枠で中の様子が分り難いのが普通でしたが、全面ガラスで外から中が良く見えて客から気にならない造りの店舗は群馬では最初だと思う。

これも美容室勤務経験が無いからできた事、ついでに言うと「1,000円カット」も多分、理美容師ではないから生まれた発想だろう――、利益を得る為の客数を考慮すると腱鞘炎けんしょうになる可能性が高くとても技術者の発想とは思えません。

葬儀屋が嫌いだから葬儀支援の道が拓けたと書いてますが『人は誰でも死ぬのに100万円以上の費用が掛かる意味が分らない』これがいしずえの思考であり根源の発想です。

この想いに油を注いで小さな火種を一気に業火にしたのが「葬儀社」と「寺」の腹にも無い建前をさもさもらしく平気で述べる「嘘つき」姿勢であり霊感商法そのものと分ったことでした。

「自分が死ぬと分ったら何をどう考えるだろう」

・葬式より嫁さんや子供達の生活が心配だな
・俺は無信仰だから宗教儀式は要らねぇな
・孫もいねぇし「墓」は要らねぇ
・国保からの葬祭費だけで火葬できりゃ最高だわな

「俺が死んだ後の生活(嫁さんが死んだ後の生活)」とさえ考えれば、どうすべきは自然に見えてくる訳で、他は一切無視してそれだけを考えた結果が今の葬儀支援内容になってると思う。

特殊な才能のある人は分りませんが、凡人が人並み以上の収入を得て生活水準を上げたり、安定させたいと思えば他人様より仕事をするしかありません。その反動は家庭に居られないという形で現れます。

世の中の多くは、あれも、これも全て良しとは成りませから優先順位を付けてひとつ、ひとつクリアするしか無く『葬式より後に残る家族の生活が最優先』と考えるのが俺流だって事です。

その発想だけで走り続けると当然儲かりませんが不思議と人並みに食えてる。どんな綺麗事を言っても葬儀社や寺自身の金儲けの能書きなど聞く耳は持ちませんと下記本音の言動をし続けてるだけです。

「葬式代と布施は理解できないほど高過ぎる」
「葬式より残る家族の生活が大事なのは当然」
「とはいえ惨めな思いは家族にさせたくない」

「俺だが墓守不在の人達用に遺骨供養と処理」
「死後費用の心配をせずに生きたいじゃない」

なら俺が生きてるうちに全ての対策を実現させておけば良い、俺と同じように考え思う人達は間違いなく大勢いる、その人達への支援を続け反応を鏡とし改善しながら走り続けるだけ――、

次回、事業に失敗する人達は「俺なら――、」じゃ無いから

コメント