》真っ暗、多湿、虫が這う
仕事柄人生の最後を迎える「終の棲家」となる施設や病院も「・・・・」が本音ですが遺骨を置く場所である墓も納得いかない。
外側を綺麗に豪華にしてある墓はいくらでもあるが墓の中や骨壺の中や撒いた遺骨を良く見た事があるだろうか。
『墓の基本構造』
和式、洋式など外観に関しては好みの問題でしかないが墓の下にあるカロート(骨壺等を置く空間)が問題だ。
基本周囲四面はコンクリートで囲まれ、上は墓石が乗り、前方は開けてあり上に石のフタが置いてある
底面は塞いでおらず土のままにしておくのが基本的な作り方だが稀に底面がコンクリートで塞いである墓の場合は水が溜まる造りもある。
多分湿気が多い土地ゆえだとは思うが排水ができないカロートは設計ミスで、そのまま引き渡す石屋の仕事は問題がある。
『墓内の実態』
・当然だが真っ暗である
・凄い湿気(骨壺内は水が溜まる)
・色んな虫が這っている
そんな所に入りたい人なんているのだろうか? 虫が大嫌いな僕は絶対に入りたくない。
ってゆーか、外側と内側の考え方が逆じゃねぇか!? 住む家と同じだと思うのだが・・・・
外側は雨露が凌げる事が第一で特別綺麗である必要はないが家の中は快適に過ごせなければ駄目だろ。
土中の墓で無理なら地上の墓にすれば良いだけの事で墓の作りそのものを変えれば容易にできる事だ。
だから永代供養墓『あんしん一樹の陰』は土中で無く地上に作ってある。
》横から扉を開けて中に入れる造り
》石の棚があり粉骨が入った小さな容器で納骨
》粉骨と火葬証明書はビニール袋に入れ湿気対策
》若干外の光が墓内にさすような造り
大切な故人、愛する家族の遺骨を置いておくにしては僕同様に入りたく無いと感じてる人は多いだろう。その意味では最近多い室内のロッカー式の墓が理に叶ってる
がしかし前回書いたように墓守も続かず、いずれ墓参りに行けなくなる現実を考えると寺や墓所の必要性には疑問しか湧かない。
自宅の仏壇や居間で手元供養するのが最も管理し易く費用も掛からず最善の方法だろう。個人的な感覚で言えば墓はタダでも要らない。
⑰ 墓の現実を知ってる!?
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