自宅介護してる家族もあれば90才を超えた元気な老人がいる家族もあるが、どちらも考えておく必要があるのが「死亡診断する医師の確保」だろう。
》死亡診断は医師又は歯科医師しか書けない
》救急車は明らかな死亡者は乗せてくれない
逝去間もなくで身体が温かいうちの救急車要請なら到着まで心臓マッサージの指示をされ乗せて病院に運んで貰えるが朝起きたら冷たくなってる状態では乗せてくれない。
この2点から考慮するのは
》総合病院の医師は死亡診断に自宅に来ない
稀に看取りする病院もあるが大多数の総合病院で自宅に往診して看取りする事は殆どない。
》個人医だから絶対に来てくれる訳でもない
個人医だから来てくれると思ってる人もいるが夜中に電話しても出ないだろう。
また老人については
》90才を超えたら突然の逝去はいくらでもある
普通にご飯を食べ終え家族が茶碗の洗い物をして数分後戻ると死んでたは何度か経験している。
死亡診断する医師がいなければ警察が入る
》介入するのは捜査一課(殺人、凶悪犯罪担当)
》殺人の疑いから調べに入る
》4時間ほど調べられる
》状況により近所への聞き込みもされる
》警察が依頼した医師による検視(数万円の要費用)
総合病院が掛かりつけ医の人は
》担当医にもしもの場合どうすれば良いか聞く
》状況により自宅看取りしてくれる医師の紹介を依頼する
》救急車を呼べという医師は当てに成らないと思え
自宅看取りしてくれる医師について
》看取り専門医がいる(基本治療はしないだろう)
》死体搬送に死亡診断書の携帯は必須条件
》死亡診断したら自宅で書いて貰えるよう依頼する
》癌保険加入で癌で逝去なら「癌」の文字を入れる
死亡時間と火葬について
》死亡診断書時刻から24時間以内の火葬はできない
》15時00分と書かれたら翌日15時01分以降となる
》群馬県内に15時以降の火葬は無く翌々日となる
》翌々日が友引なら更に1日延びる
最近の群馬県内では前橋斎場の火葬予約が一番取り難く、数分差で1日延びる事も普通にあります。葬式をする場合は会葬者の都合も考慮する必要がありますが直葬希望なら事前に伝えておけば、逝去連絡した時点で火葬予約ができます。
また死亡診断書を渡されたら「故人の名前と使用文字」「故人の生年月日」「医師の署名」をすぐに確認し違っていたらその場で伝えること。
名前の漢字が違うと受付て貰えない事もあります。渡辺、渡邉、渡邊などは違っても問題ありません。
2021年から医師の署名は必須で印鑑無用、医師名ゴム印は駄目です
右側半分は「死亡診断書」左側半分は「火葬許可申請書」です。
》故人の本籍が分らない人がとても多い
》死亡地とは病院名でなく病院の住所です(逝去場所の住所)
警察が入ると「死亡診断書」の文字に二重線を引き隣の「死体検案書」と名前を変えるが死亡診断書が7.000円程度に対し3万円~5万円ほど掛るケースが多い。
都内は検視無料だが都内全域を周る為か検視まで半日程度の時間は普通に掛かる。
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