一週間ほど葬式が続いただけで疲れた自分に老化を実感、昨日は食欲もなく午後6時に早々と帰って布団にもぐりました。眠ったのは午前0時過ぎでしたが身体は休まったようで今朝は元気です。
65才まで老化を感じた事は無かったと思いますが日常生活に変化があり、7~8時間続けて眠れず、夜中にトイレに起き、軽く耳鳴りがして、歩くと股関節に痛みを感じるようになった。
配偶者の逝去で独居老人となる方には、子供達にも理解させる為「高齢者は医療費が増える」と伝える事が多く、僕自身も糖尿病・脂肪肝なので医者に行くと診察と投薬で1回15,000円ほど掛かります。
配偶者逝去で年金は半額以下になる人も多い、されど電気水道光熱費は変わらず、食費も変わりませんから、単純に生活が大変になる現実を子供達に伝える事で生活援助するきっかけに成って欲しい。
もうひとつ65才まで「死」に対するイメージも実感もなく、今も実感としてはありませんけど、同年代の終幕が増えるからでしょうか、以前より強いというか身近になってる気はします。
今月、古希(70才)を迎えます
そもそも70才の自分など想像すら出来ませんでしたが、日本人の7割が高齢者と認識する70才になる自分に今でも違和感を感じるのが本音、でも周囲の70才を見ると普通にお爺さん、お婆さんに見えますから、僕も普通にお爺さんに見えるのだろうと思います。
搬送時、家族から心配されるようになったり、葬式の進行、事前相談で言葉が出なくなったり、気力が無くなったりしたら終わりです。夜間、深夜、早朝の搬送が重なる事も珍しくない仕事ですから、葬儀支援の仕事がいつまで続けられるだろうかと思う自分もいます。
70才まで搬送~散骨まで自分でするとは思っていませんでしたが死ぬまで働く運命なのでしょう。考えようによっては70才でも現場で動ける心身があるのは幸せなのだろうとも感じます。
62才の時点での切り替えは正解
62才の時、年間270施行でしたから来年は300施行を超え、更に増え続けたら「過労死」するしかない、されど増員したら各プラン料金の値上げは必須ですから、拡大より支援優先の判断から、65才、、場合によっては70才を超えても続けられる施行数まで減らす方針を打ち出しました。
当時すでに会員は5,000名を超え増え続けてましたので、仕事柄もあり肉体的な負担は逝去時間帯も含めどうにもなりませんが、身体が動く間は、ストレスが溜まる葬式を受けなければ可能だろうと判断、上記を公言してから7年の時を経た今振り返ると大正解でした。
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