事前入会相談は1回ポッキリ

我想う支援日誌
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アドバイス・特典は会員限定

葬儀支援の最終目的は『残る家族の生活が守れる事』ですから葬式施行だけでなく、生前~死後の様々な問題や手続きの中で最適と思われるアドバイスの荒筋や例は話しますが一般葬儀社では出来ない特典も多く具体的な手法アドバイスは全て入会後の会員限定特典となっています。

無料アドバイスをして欲しい家族

この数年は90数%が利用家族からの紹介の為、殆ど居なくなりましたがホームぺージを見てとか、懸垂幕を見て来た人達の中には稀にアドバイスして欲しいだけとしか思えない人もいて、相談やアドバイスは全て無料が当然のように思っているようですが非会員対応はしていません。

葬儀社は会員集め目的の事前相談で葬式の相談ですから当然無料ですが、当方の場合葬式相談は5分もあれば良く、パンフレットをしっかり見れば全て分る記載内容なので大半の相談は「墓」「仏壇」「位牌」「遺影」「存命中、死後の各種手続き」等々で会員特典の相談となります。

事前相談は最低1時間~2時間が普通

大半が入会希望者ですから「家族の本音や事情を聞く」事から始まり「当社理念」「考え方」と合わせ、その家族にとって最善と思われるアドバイスは最低でも1時間~2時間程の時間を掛け『入会の要不要』を互いに確認しあいますが99%は当り前のように入会して帰ります。

しかし例え2時間掛けたところで1回でいくつもの内容の全てを伝える事も理解する事もできずなのと会員特典の大半は、あんしんサポートだから出来る事ばかりでアドバイスは多岐に渡る為、実行する時点で再度、詳細や流れを説明した上で行います。事前相談の段階では相談内容のダイジェストを話し会員は相談したい事項の概略を理解するに過ぎません。

紹介で来られた方は紹介者から聞かされてる「良くしてくれた」の中で事前アドバイスの一例を知る程度の時間となるのでしょう。実際の施行時については「温かくて過去に経験の無い葬式」と紹介者に言われたとしても実際を経験しないと理解できないでしょうが「話したくなっちゃう」と言われる会員さんが多いので紹介してくれた方に出来るだけ詳細を聞かれると良いでしょう。

それでも家族に必要なアドバイスの中でも重要な点は、概略だけでも理解できるよう説明しますからそれだけを理解、納得するまで1時間ほど掛かるのも普通です。

1回目の相談は受けますが2度目はありません

紹介で来ても当社の実態を知らない人に最低限必要な事と今悩んでる事への簡単なアドバイス程度を伝えるのは当然なので、1回目の事前入会相談は勿論受けますが、数時間話した時点で入会の要不要判断ができない方は2度目の相談は受けず、後日入会を受ける事もありません。

2時間相談して結論が出せない優柔不断な人は例え入会しても、いざ葬式になって親戚等に何か言われたら揺らぐ人物ですから、最終的に「受けなければ良かった」と我々が後悔する可能性大なので始めから親戚等の周囲が勧める葬儀社にしておくほうが良いです。

また入会希望の素振りだけして無料でアドバイスして貰おうとする狡猾こうかつな人もいますが、他人の善意を利用しようとする姑息な人の支援をする気にはなれませんので受ければ後悔するでしょう。

突然の依頼を全て断るのは建前でなく真実

逝去後に突然の依頼が年間50~60件ほどありますが全て「会員以外は受けてません」と断っておりますので「受けないは建前で電話すれば受けるよ」では無いとハッキリ明言しておきます。

支援プランは利益は出ず、赤字が増えるだけなので断るのは簡単

葬儀社が突然の依頼を受けるのは事前相談や会員より儲かるからですが、あんしんサポートはそもそも利益追求なら支援活動などしておらず、突然の依頼では満足な支援活動は出来ません。

更に言うと『断るはずがない』とは葬式をすれば儲かるのだから――、との思い込みでしょうけど当社に限って言うと葬式の大半は『利益が減るのでは無く』『赤字が減るだけ』ですから経営面で見ても「突然の依頼を断る」ことに問題はありません。

また「例外的に受ける」や「貴方だけですよ」は16年掛けて築いた信用もいつか失うわけで過去には僕の同級生と名乗る方から依頼もありましたが非会員なので断りましたとの報告を受けました。が、それで良いと伝えてありますので直接僕を知る相手でも突然依頼は断るはずです。

但し「病院」「施設」「公的機関」からの直接依頼限定で受けるのは、家族の財布事情を良く知る立場である為、基本料金問題が第一基準となる家族だからです。

いつも、いかなる時も、いかなる相手でも「毅然きぜん」とした態度ですから刹那的にはマイナス面もあるでしょうが、長期間でみれば最も大切な全会員への信用を壊さず、精神的にも楽だからで肉体面で辛い事も多いだけに精神面の気楽さは支援活動を続ける上での絶対条件なのです。

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