「もしも」年末・年始対策

我想う支援日誌
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自宅介護の場合

自宅介護なら「もしも」の時に死亡診断してくれる医師は確保してるでしょうか? 年末年始を迎える前に「もしもの時は正月でも夜中でも死亡診断して貰えるのですよね!?」と確認しておくことです。年末年始の死亡診断が駄目なら必ず診断してくれる医師に変更も考慮しましょう。

注意点 死亡診断は医師又は歯科医師しかできず、総合病院の大半は来ませんから死亡診断してくれる医師を事前に確保しておかないと警察(捜査一課)が入り、死亡診断から死体検案(書類は同じ)となり群馬県内なら3万円~5万円ほどの費用が掛かります。また担当医師から「その時は救急車を呼んでください」と言われたとしても、死亡が明らかなら救急車は乗せてくれず警察介入となります。

休日夜間の死亡診断は訪問看護師、訪問介護士が詳しいでしょう。もしくは地域包括支援センターなら調べてくれるでしょう。逝去後の突然依頼は受けませんから事前から診察してる必要があります。

入院中の場合

入院設備のある病院なら医師は常駐してますから、年末年始、夜間早朝でも死亡診断してくれます。

施設入所の場合

病院経営の施設なら入院同様ですが、医師不在の施設なら年末年始の逝去時対応を確認しておきましょう。但し施設の看護師や介護士の判断でなく、その際に依頼する医師に直接確認して貰うことです。

依頼する葬儀屋と火葬場

昨年2023年の前橋斎場は10日間火葬予約が取れなかった事もあり、2023年10月1日から無料火葬は市民限定となり県内で唯一午後4時火葬が設定される等の変更がありました。

火葬予約が取り難い傾向は2030年代まで続く事、火葬はネット予約が大半ですから葬式内容が決まっていれば逝去の一報が入った時点で予約できますが、決まってなければ「一報」「お迎え」「移動」「安置」「打合せ」の後となり、数時間は遅れるので火葬予約が数日遅れる事もあり得ます。

決めおく事・確認しておく事

・依頼する葬儀屋を決める(以下を確認した上で決定する事)
・プラン内に含まれる安置日数(時間)とドライアイス(使用量)
・安置が追加される場合の「起算方法」と「追加される1日当たりの安置費用」
・ドライアイス(冷蔵庫)が追加となる安置時間の目安(例えば60時間毎など)

参考例として、あんしんサポートの場合
・全プランとも48時間までの安置とドライアイス含む
・48時間以降の安置は24時間毎6,000円(税込)起算は入室時間
・60時間(毎)を超える安置はドライアイス追加(最大15㎏)10,000円(税込)

28日(友引)からは新年の火葬になるだろう

前橋斎場での火葬予約想定は、2024年12月28日が友引で斎場休場ですから、28日の逝去からは正月3日以降の火葬となる可能性が高いため、葬式内容は事前にいくつかのパターンを想定した上で決めておけば、依頼する葬儀屋も迅速な対応ができるでしょう。

もし年内火葬が取れた場合、家族だけで火葬しておき、三が日が過ぎてからの骨葬もありです。正月から葬式に行きたい人はいませんから、その辺りも依頼する葬儀屋と話し合っておきましょう。

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