№22「箸渡しは理解不能、手で拾いたいもの」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

№18「どんな葬式にするか決めるポイント」は、葬式の考え方や費用面など、とても参考になる家族が多かったはずです。ところで代表の身体が空いてれば前橋斎場なら代表自身が拾骨に入るじゃないですか、あれって他の葬儀屋さんでもするのでしょうか?

代表
代表

焼骨や色の説明をし、拾骨を先導するのは、おそらく日本で俺だけだろうな。きっかけは前橋斎場の現場担当者が市の職員から、業者さんに変更した時だった。前橋は元々焼骨を大きく残して各部位の説明をする斎場だった為、当初は業者さんが説明慣れしてないから、補佐的に説明してたけど、いつの間にか僕がするようになった。

ちぎら
ちぎら

代表は箸渡しを否定するけど、何処の斎場でも箸を渡して「箸渡し」って言うじゃないですか、その辺りを聞きたい人はいるんじゃないかな。

代表
代表

日本は元々が土葬だから、土葬した骨を箸渡しなど根本的にあり得ない。今でも火葬場によってあるけど、昔は熱いまま拾骨したから、箸で無ければ火傷するから箸を使ったのだろう。「箸渡し」なる言葉は火葬に変化した時からで、さほど古い習慣ではない。焼骨は故人がこの世に残した最後の身体の一部だし、故人が存在しなければ、子供や孫達は存在して無いわけだから、まずは感謝の「ありがとう」と「お疲れ様」の言葉を添えて、自分の手で拾ってあげたいもの。手で行う拾骨と箸で行う拾骨は全く別物と思えるほど違うだろう。

ちぎら
ちぎら

斎場によって遺骨に付着した色は棺に入れた生花の色だと言うけど、代表の説明は違いますよね。

代表
代表

生花の色が付着する可能性はあるから違うわけではない。ただ棺を入れる下にチタン金属の枠があり、炎は800℃くらいで初めに棺が燃えると遺体は下に落ちる事になる。真っ赤に焼けたチタンと骨が当たると緑色が着く可能性が高い。また上下の顎の部分が赤っぽっくなってたら歯医者での治療痕の可能性が高い、また新品で安物の綿の真っ赤なトランクスを履かせたまま火葬すれば、焼骨はピンク色に染まるし、生花も色の落ちやすい花は遺骨に色が着き易いと言える。

ちぎら
ちぎら

これは私の意見ですけど、うちほど会員さんとの距離感が近い所は無いと思うし、よく斎場の職員から「親戚ですか?」言われるほど親しい印象なのは私自身でも感じるし、ワイワイガヤガヤ、家族親族みんなが、微笑ましく見える拾骨はとっても素晴らしいと思うんですよ。

代表
代表

それは、良くも悪くも、僕の人間性だろうな。千明のように微笑ましく見る人もいれば、馴れ馴れしいって思う人だっているだろうからな。僕が目指すのは、いつもの素の家族で、いつもの空気の中で温かく送って欲しいと思ってるから、それには先導する僕自身が、昔からの知り合いみたいじゃないと、素の家族になれない。この辺りアクターなのは間違いないけど、大根役者では駄目だろうな。家族が周囲を気にせず葬式期間を過ごせるって最高の葬式だし、それを先導するのが本来葬儀屋の仕事だと思ってるからな。

代表
代表

ちょっときつい言い方をすれば、葬儀屋が葬儀できるのは当り前、ただ、これは仕事で無く作業でしかない。この作業を仕事にするには、家族の希望要望を叶えたり、温かい空気にしたり、親戚から家族を守ったり出来て初めて仕事をしたと言える。これはサービス業と考える葬儀屋でも一緒、言葉遣いや挨拶が丁寧なのは作業でしかない、そこに家族が欲する事や、家族の心が温かくなる何かができる人がサービス業のプロなんだよ。その意味では大多数の葬儀屋はブロとは呼べない、ただの作業者だろうな、その程度の業界だから、頭一個抜きんでるのは難しくないとも言える。これが出来れば黙っていても紹介してくれるから広告宣伝費も要らない。


拾骨の際、骨の各部位を説明するには、僕自身も素手で持って説明するわけで、これがより身近な存在に思える要因になってくれる。それと遺骨が多いと潰す事になるけど、これを斎場担当者がすると家族の本音としては嫌なもんだよ。だから家族自身に潰させれば気に成らない。それを避ける為に多くの斎場は骨を細かく砕いてから拾骨させてる。個人的には故人の遺骨を「これが膝のお皿」「これが骨盤」「これが肩甲骨」「これが背骨」「これが大腿骨」「これが肋骨」「これが指の骨・そして「第二頸椎を俗に喉仏という」などなど、滅多に無い機会だから、身体の骨を説明するのは良い習慣だと思うけど、その反面どうしても遺骨を潰す作業が発生するわけよ。全ての斎場で潰すのは家族で良いと思うけどなぁ――、

代表
代表

拾骨は葬式の最後となる部分だから、できるだけ温かい温もりを感じられる状態で終了させたい訳よ。終わり良ければ全て良しってね。

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