№23「遺骨と墓」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

あんしんサポート設立当時、代表が「散骨が増える」「墓閉じが増える」と言った時、正直内心は『そうかなぁ、それは無いと思うけど・・』と思っていましたが、当時では考えられない程、散骨も墓閉じも予想以上に増えてますね。

代表
代表

少子化、親と住まない子供の増加、結果として家族関係の希薄化など、時代背景を考えれば『墓守がいない』状態になる家が増え『散骨が増える』のは誰にでも分ったことだろう。僕的には、それより遺骨崇拝(いこつすうはい)のほうが理解出来なかった。圧倒的多数の仏教に遺骨崇拝は無い。仏教発祥のインドでは、遺体をガンジス川に流すのが普通だし、川の傍で火葬した遺体をガンジスに流すのは今でも当り前の光景だから、仏教に遺骨崇拝はなく輪廻転生という考え方が強い、その点では多くのキリスト教と同じ考え方をしている。

ちぎら
ちぎら

土葬から火葬に代わり、骨壺に入れた遺骨を墓のカロート内に安置して終の棲家(ついのすみか)って言うじゃないですか?

代表
代表

あははっ「終の棲家」は死ぬまで過ごす場所の事だから、少し意味は違うけど、墓は半永久的に遺骨が置かれるのは間違いない。でも外観は黒御影石で豪華にし、雑草もとって綺麗だけど、墓の中は『真っ暗』で『多湿』で『虫が這って』て『遺骨は水でびっしょり』だから、あんな所に入りたいと思う人がいるだろうか? 個人的には墓に入りたいと思った事がない。中には土に還るとか、水になると思ってる人もいるようだけど、何百年、何千年経っても遺骨は遺骨のままだよ。

ちぎら
ちぎら

代表は虫が嫌いだから、我々が墓に入る時は私じゃないですかぁ、その度に自分は入りたくないって思います。墓は要らないですかね。

代表
代表

墓はあっても良いけど時代背景を考えると、自分達の代だけで終了できる事が絶対条件だろうな。それと年をとれば誰でも墓参りは出来なくなるから、少量の粉骨を手元で供養し、故人ゆかりの場所に撒いたり、最後は自分の遺骨と一緒に散骨して貰えば何も残さない事になる。これが考え方の基本じゃねぇかなぁ。魂は生まれ変わるけど、今生(こんじょう)の身体は仮の住み家とか、着ぐるみ、みたいなもんだと考えるのも有りだろう。

ちぎら
ちぎら

でも、死後の世界があるとか、輪廻転生とかって分らないじゃないですか。

代表
代表

その通りだね。仏教でも『人は土から生まれ土に還る』という考え方もあれば『輪廻転生』と考える人もある。どちらが正しいかは、僧侶も普通の人間だから分るはずがなく、死んでみなければ分からない。ただ無に還るなら死後の儀式は無用だから、基本的には輪廻転生と考えているはずだし、何も無いというより来世があると考えたほうが夢はあるし、仲のいい夫婦なら「来世でも夫婦になろうね」なぁんてロマンチックだろ。

ちぎら
ちぎら

お互いに、そう思える夫婦って最高ですよね。

代表
代表

うん、決して多くは無いけどな(笑)故人の固形物は何も残さず、良き想い出として、子孫の先祖として、写真や思い出を残す時代なんだろうな。これなら子供や孫達に迷惑を掛けずに済む、その意味では自宅も一緒だろう、自分達が住んだ家は自分達の代で処分するのが最善策、勿論、子供や孫が受け継ぎたいと自分で意志表示するなら話しは別だけどさ。

代表
代表

後は信仰のある人は信仰の教えに従えば良いし、信仰の無い人は今回のブログを参考にして、どうするか各自が決めれば良いと思う。無信仰者は少なくとも親戚や宗教者の意見を行動に移す必要は無い、あなたの人生は、最後の最後まであなただけに決める権利がある――。

コメント

  1. ケンちゃん より:

    お墓については、わたしもいろいろ考えました。親と家内と私の想い、これでお墓を建てることにしました。父と母は、それぞれ100km離れた山中にあり、それぞれの先祖の墓に入りたいが、それでは自分たちが離れ離れになる。家内は祖父、母、祖母、を4年間に亡くし、遺骨を納めたお墓は大事にしている。そうかといって、どこかに墓地を求めても、維持管理するお墓が増えるだけ。そこで友人とともに考えて、3か所のお墓を墓じまいして、家内の一家のお墓のあった場所に、新墓を。ここはお寺の境内なので、メンテフリー。護寺費も年3000円。寄付なし。墓はデザイン墓をもとに特注した地上納骨タイプで、お骨は完全乾燥。墓じまいしたときに出てきたお骨は、この墓の下1mにすべて埋蔵。これで、父母、家内、そして私、家族皆が一か所に入る夢が実現。父母も家内も、弟も大変喜んでくれました。
    ただし、私の息子や、甥、姪がこの墓に入りたがるかは不明。従い、だれでも入ってよいことや、承継者がいなくなった時の処置(お寺さんあて)、納骨の方法、。。などなど、SUS304の板にレーザーマーキングした、取説を常設しました。

  2. 代表 より:

    ケンちゃんさんへ 
    一か所の墓にまとめるのは費用だけ考えても簡単では無く経済力のある方ですね。後半の墓の存続を願い「誰でも入って良い墓」とし、それでも「墓守が居なくなった時の対処法」などに気づかれたのは凄いと思います。

  3. ケンちゃん より:

    お忙しい中、コメントありがとうございます。よい意味で合理的にやりました。
    墓じまいといっても、山中にある父の方は、父の母と兄の墓石が一つだけ。墓石はそのまま。土葬の地域なのでお骨はありませんから、お墓の下の土を気持ちだけ、自分で持ち帰りました。山中にある母の方は、10数基の墓石がありました。古くて小さいものばかりと、大きいのが1基でしたので、崩して墓所の端の方にきれいに並べてそのまま。お骨は骨壺から出して持ち帰り。こちらは総額8万円で墓石店がやってくれました。大きいのが無ければ自分でやったのですけど。家内の方は墓石撤去で8万円。お寺さんには、3か所分まとめてお経をあげてもらってお布施3万円。ということで、諸費用は最小限で済ませました。新墓は私が石種にこだわった(お墓と関係なく、石が好きなんです)ので基礎工事~完成まで150万円くらいかかりました・・・。現役だから借金して建てましたが、定年後再雇用の現在であれば、無理ですね。墓じまいは全部同じようにやって、お寺の永代供養墓に全員、ということにするでしょう。良心的なお寺なので、救われています。

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