№28「生命保険契約」(事前に確認しておこう)

生前・死後の手続きアドバイス
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ちぎら
ちぎら

あの~、時々事前相談で生命保険について聞かれますが、代表の話しは何度か聞いているけど、正直なところ全く分らないので、私が説明できるように教えて欲しいんですけど・・・

代表
代表

生命保険は確かに、ややこしくて判り難いよね。次の4点の理解が必要だと思う。
1. 生命保険の相続税は500万×法定相続人の数まで非課税
2. 故人が保険料を負担法廷相続人が受け取る場合は相続税
3. 配偶者が保険料を負担子供が受け取る場合は贈与税
4. 配偶者が保険料を負担し、配偶者自身が受け取る場合は所得税


『保険金を払ったのは誰か』と考えれば、相続税、贈与税、所得税が理解できるかな

ちぎら
ちぎら

最初から頭の中が混乱してます。保険料を払った人と、誰が受け取るかで、課税枠が違うってことですよね? 少し噛み砕いて貰えますか?

代表
代表

だろうな、一つひとつ補足しながら話すね
1. 生命保険の相続税は500万×法定相続人の数まで非課税
・配偶者と子供2人の家族なら、法定相続人は3人×500万=1,500万円まで非課税
・この1,500万円は配偶者に1,500万円でも、子供750万円づつでも非課税です
・ようは、総額1,500万円までは非課税と考えればいい



2. 故人が保険料を負担し法廷相続人が受け取る場合は相続税
・故人自身が払ってるから、故人の遺産となるので受取る人は『相続税』だよ



3. 配偶者が保険料を負担し子供が受け取る場合は贈与税
・保険料を払ったのは配偶者で生きてる人だから、子供への『贈与』となる



4. 配偶者が保険料を負担し、配偶者自身が受け取る場合は所得税
・自分で払って、自分が受け取るから『所得』となる
・但し、保険金-支払った保険料総額=差額額だけに所得税は掛る
・支払った保険料は原価、保険金は所得、その差引利益だけに所得税は掛る

ちぎら
ちぎら

なるほどぉ、そういう事かぁ――、
ってことは、法定相続人数×500万円以下の受取保険金なら、税金の心配は要らないってことですよね。それと、誰が保険料を支払うか考えて契約する必要があるのも何となく分りました。

代表
代表

何となくかい! しっかり分れよ・・・
後で話す相続税の項目との関連もあるけど、相続税が掛る財産があるなら、法定相続人1名につき500万円非課税枠のある保険金で相続させる手もあるだろうな。簡単に言えば相続枠が各々500万円増えるようなもんだからね。ちなみに・・・
・相続なら、500万円に相続税は掛りません
・贈与なら、500万円-基礎控除110万円=390万円の特例贈与485,000円
・所得なら、500万円だけの所得税は150,000円くらい
・また住民税、国保等の料金も上がるケースもあると理解しておきましょう。

ちぎら
ちぎら

見ると、誰が契約者(支払い者)で、誰が被保険者で、誰を受取人とするのが良いのでしょうか? 本人が自分の生命保険を契約して、自分で支払って、奥さんや子供達を受取人にするのが一番お得な感じですけど・・・

代表
代表

うん、通常なら僕もそれが一番だろうと思う。相続基礎控除3,000万円+法定相続人数×600万円の中に納まる遺産なら、どんな分け方をしても問題ないだろう。但し多額の遺産がある人は、配偶者のいる法定相続人3人なら子供達が保険金を750万円づつ相続するのもありかな、配偶者は1億6千万円の控除があるからね。これも弊社会員さんには余り意味の無い部分だから、相続税基礎控除の枠を理解しておくだけで充分だろうと思う。必要な人はしっかり調べれば情報はあるからね。


あ、多分だけど・・・保険契約者は途中で変更できるんじゃないかな、現在ある生命保険を見直して、必要なら契約者の変更を済ませておくといい。最後に癌保険や癌特約があって実際に癌で死亡した時は「保険請求で必要なので癌である事を書いてください」と頼んだほうが無難、最後は肺炎や誤嚥性肺炎、多機能不全と記載する医師も多いからね。

ちぎら
ちぎら

うんうん、それ良く分ります。ところで『法定相続人』って言いましすけど、それって誰のことですか? 次回、その話しをして頂けると私が事前相談する時に役立つんですけど・・・

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