№29「法定相続人とは」

生前・死後の手続きアドバイス
この記事は約3分で読めます。
代表
代表

相続人について上の図を見ながら理解するといい
・『配偶者』は常に相続人です
・第一順位は『子供達』亡くなってる子供がいても、孫がいれば第一順位となる
・第二順位は『両親』両親が逝去し祖父母がいれば、祖父母が第二順位となる
・第三順位は『兄弟姉妹』逝去した兄弟姉妹に甥姪がいれば第三順位となる
基本的には以上が法定相続人と呼ばれるが、以下を法定相続人と呼ぶ。
① 配偶者がいて、子供がいれば、配偶者+第一順位だけが法定相続人
② 配偶者がいて、子供がいない時は、配偶者+第二順位が法定相続人
③ 配偶者がいて、第一、第二順位がいなければ配偶者+第三順位が法定相続人

ちぎら
ちぎら

相続するのは『配偶者』と『優先順位者』ってことですね。相続する割合はケース毎にどうなりますか?

代表
代表

・配偶者しか法定相続人がいにければ配偶者100%
・配偶者と子供なら、配偶者1/2、子供1/2(子供が複数なら均等割)
・配偶者と親なら、配偶者2/3、親1/3
・配偶者と兄弟姉妹なら、配偶者3/4、兄弟姉妹1/4
・子供だけなら、子供100%(人数に応じて等分)
・親だけなら、親100%(人数に応じて等分)
・兄弟姉妹だけなら、 兄弟姉妹100%(人数に応じて等分)

ちぎら
ちぎら

話しの中で「遺留分があるから全く相続させないのは難しい」って言う事がありますよね、遺留分ってどんなもので、その比率も教えて貰えませんか。

代表
代表

遺留分とは、相続人が持つ相続権利だと思えばいい。仮に故人が遺言書で誰かに全てを託すと書いても、配偶者、第一順位者、第二順位者は相続する権利があるって事で、その比率も定められている。但し第三順位(兄弟姉妹、甥姪)に遺留分はない。


・配偶者だけなら、1/2
・配偶者と子供なら、配偶者1/4 、子供1/4
・配偶者と親なら、配偶者1/3、親1/6(両親なら1/12)
・親だけなら、1/3(両親なら各1/6)
以上の親族は、遺留分減殺請求権を使えば権利分の相続はできるわけです。

ちぎら
ちぎら

そっかぁ、財産の相続は全て法律で決められているのですね。

代表
代表

ん!? そうではないよ。これらの数字は遺言書も含め、何も決まって無かった場合の比率であって法定相続人全員の署名と捺印(印鑑証明書)がある『遺産分割協議書』があれば、これらの比率は全く関係ないし、法定相続人で無い人が相続することもできる。相続で考えられるケースを2つほど書いておくね。

代表
代表

『亡くなった父親名義の自宅があり、年老いた母親は存命中』
・こんな時は一緒に生活している子供に全て相続させる事もできる
・基礎控除3,000万円+法定相続人数×600万円=非課税
・遺産総額が枠内なら、相続税は掛からないし、母親逝去時も名義変更不要だからね


『亡くなった旦那名義の自宅があり、子供はおらず、儀父母が存命中』
上に書いた『配偶者と親なら、配偶者2/3、親1/3』が想定できる人で自宅やマンション住まいの人は考えておくべき、儀父母と非常に仲の良い嫁さん以外はね。
・自宅評価額が2,000万円だとする ・預貯金は500万円だとする
この場合、旦那の両親は2500万円の1/3である833万円の権利があり、その分を「よこせ」と言われたら現金が足らない――、どうしても「よこせ」となったら自宅を売却するしかなく、住む場所が無くなることもあり得る訳です。そこで存命中の旦那が遺言書に全て妻に相続させる旨を書いておけば、仮に両親が遺留分を主張しても、配偶者と親なら、配偶者1/3、親1/6(両親なら1/12)ですから、417万円になるので貯金の500万円で対処できる事になる。

ちぎら
ちぎら

そう言えば10年前、私の父親が亡くなった時も、代表のアドバイスで遺産分割協議書を作って、自宅は全て同居する弟名義にするよう言われ、弟自身が名義変更しましたよね。母親がもしも時でも、自宅不動産は何もする必要はない状態です。

代表
代表

あー、そうだったね。そうかぁ、この話題になると『不動産名義変更の仕方』と『相続放棄の仕方』も書いておく必要がありそうだね。次回から2回書く内容は決まりです。まずは故人の借金が所有する財産より多い場合、死亡を知った日から3か月以内に行う相続放棄が先かな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました