№33「相続税が掛からない範囲の金額」

生前・死後の手続きアドバイス
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ちぎら
ちぎら

前々回、自宅の名義変更について教えて貰ったし、その前は相続放棄でしたけど、相続税が掛からない範囲の金額っていくらですか?

代表
代表

そっか、金額について書いて無かったんだ。前にも書いたけど配偶者は1億6千万円まで非課税になる方法もある。だけど配偶者が逝去した二次相続で子供達に驚くほどの相続税が掛るケースもあるから、利用する時は慎重にすべきだよ。今回書くのは極々一般的な数字を書きます。


・故人には動産(現金、有価証券など)、不動産合せて3,000万円の基礎控除がある
・法定相続人数×600万円=加算額(夫婦と子供2人なら3名で1,800万円加算)
・3,000万円+1,800万円=4,800万円まで非課税と思えば良い
・生命保険は別途に法定相続人数×500万円の合計が非課税枠に加算される
(故人が契約者、受取は法定相続人の場合、配偶者、子供達ともに相続となる)

『夫婦と子供2人の家庭なら』
》基礎控除3,000万円    
》法定相続人3人×600万円=1,800万円 この段階で4,800万円まで非課税
》生命保険1人500万円×3人=1,500万円 
生命保険も含めて6,300万円まで非課税となります

ちぎら
ちぎら

基礎控除3,000万円は一定だけど、生命保険を利用すれば法定相続人の数×1,100万円加算ってことですか!?

代表
代表

その通り、法定相続人3人の保険金非課税額は1500万円は、3人で均等でなくても良く、1人が1,500万円相続しても問題ない。但し故人が契約者と被保険者である事が条件、保険金は契約者である故人の財産と考えられるから、故人の預貯金と同じ扱いになるはず、ついでに書いておくと――、
・妻が契約者で支払って、妻が受取人なら『所得税』の対象となる
(但し受取保険金-支払総額=差額だけに所得税が発生する)
・妻が契約者で支払って、子供が受取人で妻が存命中なら『贈与税』の対象
(保険金は支払ってた妻のものだから、それを子供に渡せば贈与となる)


この辺の詳細は保険屋担当者がいるなら聞けば良いし、ネット保険ならメールや電話の問い合わせで確認すれば分ります。我が家の場合、どんな方法で本件契約するのがベストか、元気なうちに検討し、必要なら契約者を変更しておくことだよ。


以上が誰にでも通用する非課税枠の計算式だと思って良い。障害者、未成年などは税額控除枠があるので確認して欲しい。また葬式費用の中には相続財産から控除できるものがあるので記載しておきます。


『相続財産から控除できるもの』
1. 火葬や埋葬、納骨費用
2. 遺体や遺骨の搬送費用
3. 葬式費用(通夜含む)
4. 宗教者謝礼
『控除できないもの』
1. 墓地永代借地費用、墓の建立費用
2. 香典返し品の費用
3. 葬式以降の法要費用


とはいえ財産がある人は非課税枠として減算できるだけの事で、葬式代そのものは掛かるのですから、財布事情を思慮し勘違いしない事です。よく事業をしていると経費で落とせると言いますが、赤字で資金の無い会社では意味がありません。経費とはそれだけの黒字があり、更に現金があれば利益を減額できるという事です。

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