№48「自宅介護で必要な家族の覚悟」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

最後を自宅で迎えたいと考えてる人が多いようで、死亡診断してくれる医師の確保は伝えてますけど、その他に伝えるべき事がありますか?

代表
代表

その指摘はとっても大事、ただ、なぜ大事なのか理解してもらう必要がある。

『いつでも死亡診断してくれる医師の確保』がとても大事な理由
・死亡診断書は医師又は歯科医師以外は記入できない
・故に死亡診断してくれる医師が決まってなければ警察の捜査一課が介入する
・警察が依頼した医師が検視する(都内以外は少なくとも3万円~5万円は掛る)
・警察は殺人を疑う事から入るので最低4時間は調べられる
・主治医が総合病院なら自宅に来て死亡診断してくれない思っていい
(一度確認してみれば分るし、死亡診断してくれる医師の紹介はしないだろう)
・自宅訪問の医師は訪問看護師、訪問介護士が医師の良し悪しも含めて詳しい
・在宅での看取りを専門に行う医師がいる地域もある


ようは自宅で逝去した後の死亡診断対策をしっかりしておかないと、警察が介入するし、警察署に搬送されたら、故人は裸で警察署の冷蔵庫保管となるし、調査では近所への聞き込みもあり得る。どれひとつとっても家族にはデメリットしかない。だから確実に死亡診断してくれる医師の確保は必須条件なんだよ。

ちぎら
ちぎら

あ、そっか、なぜ医師の確保が必要かを書かなければ分りませんね。失礼しました。他にはどんな覚悟が必要ですか?

代表
代表

『相手は人間、24時間の介護を覚悟する必要がある』
・対象者はいつでも自由に寝られるから昼間寝て、夜は起きてる対象者もいるだろう
・介護者の肉体的、精神的負担は思ってるより大きいだろう
・自宅介護なら、必ず誰か自宅にいるわけで1名は仕事ができないから収入が減る
・自宅介護と施設介護、我が家の実情を熟慮した上で判断すべきだろう
・また、このケースなら、こんなケースだったらみたいに柔軟さも必要だと思う

代表
代表

『痴呆が入ったら親子、配偶者には遠慮が無い、施設入所を勧める』
・一番大変で迷うのが『まだらボケ』
・でも、マダラボケになったら施設でお世話になる事を前提にしたほうが無難だろう


これは自宅の経験談から言ってる言葉なんだよ。
僕が家を建てたのは25年前、嫁さんの母親は亡くなってて、一人暮らしだった父親の部屋を作り、それから同居してたけど10年ほどすると痴呆が入ってきて、徘徊したり、誰かが襲ってくると部屋に包丁を用意したり、ある宗教の人は我々が居ない時間帯に来ては爺ちゃんのお金を持っていかれたりしてた。嫁さんは実の娘だし毎日一緒、お互いに遠慮が無いから良い時は良いけど、大変な時もあったみたい。そのうちボケてる時と普通の時が分らなくなってきて、面倒看ている嫁さんが、おかしくなりそうになったのを機に施設でお世話して貰うことにした。多分こんなケースは何処にでもあるんだと思う。


親戚や周囲の人達が好き勝手言う家もあるだろうし、道徳や倫理を主張する輩もいるかもしれないけど、もし、嫁さんの神経もやられたら大変なことになるのは誰でも理解できるだろう。大切なのは道徳、倫理より現実なんだよ。


僕が葬式より『後に残る家族の生活が大事』って言うのも一緒だよ。それと家族の誰に痴呆が出るかは分らない。少なくとも年齢順ではない。だからこそ家族全員、冷静な判断ができる段階で『家族の決まり』を作っておくべきなんだよ。これなら家族間では平等だからね。自宅介護のメリットもあるけど、まずはデメリットが克服できる範囲か確認するのが先決だろうな。

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