№55「小さな気遣いの根底にあるもの」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

前回ブログで私が「小さな気遣いの積み重ね」と発言しましたが、振り返ってみると、あんしんサポートの今は、全てそこから始まってるのが分りました。ひとつ、ひとつは小さな違いでも、5年、10年と積み重なると、とっても大きな違いになってるのが私にも分ります。

代表
代表

はぁ、、何のことだか良く分らないんだけど――、

ちぎら
ちぎら

あんしん館式場祭壇には30万円相当の供物類が飾ってあって、利用者は供物類は一切購入せずとも豪華な祭壇を使えるでしょ。そのきっかけは、13年前まだ我々は葬式できなくて、依頼した葬儀屋さんが自宅に三段の後飾り祭壇を置いた時、遺影と白木膳以外は何も飾って無い祭壇を見て「お金ないから仕方ないよね」と小声で言った家族の声を耳にした代表が私に「うちにある供物類を持って来い」と言ったのがきっかけでしょ!? 豪華になった祭壇を見て驚きと費用面の心配をしてた家族に「費用は掛からないから心配ないよ。葬式後は持って帰るけどね」って笑うと家族の顔が笑顔になったのを思い出すんですよ。


結果だけを見れば『なるほどなぁ』って思うけど、自社にある飾り類を持ってきて無料で飾るという発想は皆無でした。何をどう考えたら、そんな発想ができるのか聞きたいと思うんですけど。

代表
代表

うーん、難しいなぁ、何も考えてねぇし――、が本音だからなぁ、あえて言うなら『葬儀屋の立場では考えられない』けど『素人である家族の感覚なら分るから』としか言えないかなぁ、ほら、元々俺は葬儀屋は胡散臭い人種だと思ってたし、その感覚は13年経った今でも全く変わってないから、葬儀屋には成れない奴なんだと思う。まぁ、成りたくもないし、普通の葬儀屋になるなら廃業するよ。

ちぎら
ちぎら

もう少し具体的に噛み砕いて貰えませんか――、

代表
代表

人の死は経済力に関係なく、誰でも1度は経験することだし、家族にとって辛く、寂しいのも全て人に共通するわけだから、お金の有る無しで、この思いに違いがでることなどあっては成らないし、死後の費用で差が出るのは間違いだと思ってるんだよ。だから基本理念『誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の中にしたい』なわけよ。ところが今の葬式はお金を掛けなければ、家族は寂しい思いや故人に申し訳ないと感じるし、それは宗教者の謝礼でも同じことが言える。お金が無いなら仕方ないとも思うけど、自社の在庫にある物を使うだけで、家族の心が安らぐなら、倉庫にあっても、葬家にあっても同じだからな、葬式が終われば返して貰うんだし損はしないじゃん。

ちぎら
ちぎら

いつも代表が言う『その家族毎の目線』を実行した結果なんですね。分りました。だけど今は式場の祭壇には何も乗らないほど飾ってあるじゃないですか、そうなったのは何がきっかけですか?

代表
代表

それはね、自宅に無料で飾った供物が一度だけなら、しらばっくれて次に販売できるけど、2回、3回と使った供物を販売するのは気が引けるから、あんしん館式場が出来た時、それらを飾ったのが最初だったと思う。いつの間にか灯篭が数基飾られ、菓子盛が飾られてくうちに、そこそこの供物類が飾られたのを見て、どうせなら全て完璧に飾ってしまえば、直葬69,000円の故人も含め、全ての利用者に豪華な祭壇を無料で使って貰えるから、満足する家族もいるだろうなぁって思ったからだよ。

ちぎら
ちぎら

あー、言われてみれば、そんな経緯だったですね。でも30万円の供物類って決して小さな投資ではないですよね。その辺りはどんな考え方をされてますか?

代表
代表

1軒30万円なら大変な額だけど、よく考えてごらんよ。30万円の供物を100軒使用すれば1軒3,000円だろ、200軒使えれば1軒当たり1,500円だよ。1,500円で家族が満足感を得られるなら安いもんだろ!? この程度ならうちでも消化できると判断したわけで、その結果はちぎらも見ての通り予想した通りだし、葬式が終わったら無用な物を買わず、豪華な祭壇が利用できるわけで『残る家族の生活を守る』ことにも繋がってる。

ちぎら
ちぎら

ほんと尊敬します。祭壇飾りだけでなく、代表の発想は全て同じで私だけでなく代表を知る全員が、13年間全くブレないと言うのも凄いなぁと思います。後の項目でも出てきたら説明して貰えたらと思いますけど、何をどう考えたら、そんな発想ができるのですか?

代表
代表

最初に言ったけど何も考えてないんだよ。だから概念が無いとも言えるかな、何も飾ってない自宅祭壇だとか、何か壁が現れたら、どうすれば家族は満足、安心するだろう。常に考えるのはこれだけだな。ようするに俺は葬儀屋の立場で考えられない奴だから、家族の目線だけで思いついた事を、その場で行動に移してきた13年間なんだよ。人間はさ、それほど綿密に計画して動いてる奴なんていない。問題は『根底』『基礎』の部分で何を考えてるかじゃねぇかな。

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