№58「守り刀と枕団子の由来」

日々の「我想う」
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ちぎら
ちぎら

仏教項目が続きますけど『守り刀』『枕団子』を置く由来を教えてください

代表
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人は死ぬと死臭と呼ばれる腐敗臭の初期段階がある。今はドライアイスや遺体用冷蔵庫があるけど昔は何も無いから死臭を誤魔化す為の線香とも言われる。
1. 三途の川を渡り黄泉の国へと旅をする
2. その途中で死臭に群がる魑魅魍魎がいると考えた
3. その魔物から己が身は自分で守るよう持たせたのが守り刀
4. 武士は刀、農家は鎌、魚屋は出刃包丁、大工ならノミなどの刃物を持たせた
これが守り刀を胸の上に置く理由(神道では机の上に置く)そう考えると、今どき刀かい!と突っ込みたくなる気もする。

ちぎら
ちぎら

守り刀は自己防衛する武器なんですね。前回ブログに白木膳が出てきましたが、その上に置くのが『水』『一膳飯』『枕団子』ですよね

代表
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うん、白木膳に供える物は地域によって違うだろう。枕団子を置いて食べない理由は前回ブログで分るように、弟子達が釈迦の回復を願って消化が良いように団子にして枕元に置いた物だけど、それを口にしなかったから置くだけで食べない団子と思っていい、形状は地域によって違い、真ん丸で大きめの団子をお椀に入れる地域もあれば、群馬県の大半は水飲み団子と言い、親指で押して窪みのある団子が多い。数は6個、7個、13個、49個などバラバラだけど、個人的には仏教には六道(6つの世界)の考え方があり6個が正道に思える。ちなみに六道とは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間界、天上界の6つの事、この六道について我々は子供の頃に『笠地蔵』の童話で聞かされている。6つの世界の門番として六地蔵がおり、それぞれの世界に1つ団子を供えるから6個というものです。


ついでに一膳飯について、昔は白米を作る農家の口に入らないほど高価な物だったから、病床の人には青竹の中に白米を入れ、振って音を聞かせ「白いまんまを炊いてやるから頑張れ」と励ましたり、白いご飯を山盛りにすれば戻ってきてくれるかもしれないという家族の思いと、四十九日の旅に持って行く弁当という説もある。これらの由来や説はどれが正しいかではなく、地域由来に沿った考え方をすれば良いだろう。

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