「ぱっく60」「完全委託」プランが生れた理由

我想う支援日誌
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商売屋の人達は年金が少ない

今はシャッターが閉じた商店街ばかりですが、昭和までは何処の町にも商店街が庶民の生活を支えてくれてました。しかし法人化してない自営業者は国民年金にしか入れず、2024年時点での受給年金は最高額でも65,000円ですから夫婦揃っても13万円での生活です。

されど商売が大変な時は年金も支払えず、実際は3~5万円前後の受給者が多く葬式費用、寺への謝礼が払える状況ではありません。定年はありませんので終幕期の70代を対象とした『ぱっく70プラン』誕生、ところが60才で定年退職した人は年金支給65才までが大変と分かった。

ならばと『ぱっく60プラン』と名称変更、ところが実態は年代に関係なく大変な家庭はいくらでもあると分った事からプラン名は変更せず、全会員利用可なのが「火葬」+「永代供養散骨」=『ぱっく60プラン』最初の目標5万円で骨壺に納まるを忘れないよう5万円火葬を残したプランでもあります。

ぱっく60プランは国内初のオリジナル、全国的にも低料金とされる直葬プラン10万円+税で、搬送~散骨まで完了できれば、墓の心配も費用も掛かりません。これから始める葬儀屋も増えるでしょう。

お一人様は完全委託プラン

内容は「ぱっく60」と全く一緒で、逝去連絡さえ貰えば、搬送、安置、手続き、火葬、散骨まで全て当方が行い、年末年始を筆頭に2030年代に向け取り難くなる火葬予約が例え10日後だったとしても、安置料、ドライアイス等の追加は一切ない特殊なプランです。

仮に10日後の予約だとしたら、超低料金の当支援センターでも安置8日間48,000円ドライアイス20,000円2回分で68,000円追加が通常ですが、本プランは追加は一切不要で税込120,000円、依頼者は終幕後の追加を心配することなく安心して余生が過ごせます(お一人様以外も利用可)

但し逝去後の依頼は受けず事前予約限定、火葬に必要な情報・支払いまで全て事前に済ませてます。簡単に言えば12万円払っておけば、火葬~散骨まで全て完了するプラン。

予約状況により多額の赤字になるプランですが、独居老人の特徴として親戚や家族と疎遠で頼みたくない人が大半の為、死亡届出人も事前に決める必要があります。同内容の「ぱっく60」は追加があれば加算されますから、お一人様と呼べる独居老人にはそぐわないプランと言えます。

されど存命中に追加予想はできませんので赤字覚悟で無理矢理に創り出したプラン『誰もが死後費用の心配をせず生きられる世の中を目指す』が当支援センター理念、独居老人も例外ではありません。言葉だけの支援では意味はなく支援センターとしての名分もみょうぶん立ち当方も精神的な満足は得られます。

同じ内容と料金の完全委託プランは葬儀屋では出来ませんから、全国的な普及はしませんが、いつか、何処かの地域で真似してくれる行政があれば地域住民は助かるでしょう。

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