新パンフレット送付しません

我想う支援日誌
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2024/12/27の時点で完成したパンフレットの細部確認が完了、昨日印刷所へ完全データ入稿と館内に貼るA1サイズに引き延ばした掲示板の印刷も完了して貼り直しましたが、普通に考えると違和感がある内容なので補足説明をブログでしておきたいと思います。

まずは各項目単価の決定

葬具の多くは中国産の輸入品ですから円安+原油価格高騰のあおりを受け2024年は「棺」「骨壺」「搬送シート」等々、多くの葬具類が数回値上がり、世界の基準通貨はドルで円安傾向が続き2025/01/01時点での仕入価格で各項目単価を暫定設定しました。

今回の一の値上げを例えるなら『介護保険料』のように500円値上げを年間数回行っている印象、1回は500円でも4回なら年間2,000円値上げというイメージです。

あんしんサポート独特の計算式

通常売価決定とは、例えば「原価10,000円」+「利益5,000円」+「諸経費5,000円」=「売価20,000円」、利益率、諸経費率は各社異なりますけど計算式は変わりません。

ところが、あんしんサポートは設立当初の目標が「国保からの葬祭費5万円で可能な直葬プラン設定」で原価、諸経費、利益は無視するしかなく、それでも3年後に利益ゼロ(人件費等一切無視した赤字)で達成思考のまま、国保からの葬祭費5万円に近づける価格設定を続けてます。

当初はNPO法人だった事もあり助成金を受けられる想定でしたが、NPO法人10年間で1度も助成金はなく、全て自社努力で成す以外ありませんでしたからNPO法人を閉鎖したのです。

ただ赤字だから出来ない――、の他力本願では先々の目標達成は不可能、例え赤字補填事業をしてでも5万円直葬プランは実現させる!の想いだけで走ったのが2025年の今も堂々と胸を張って『葬儀支援センター』を名乗れる『礎』となり『誇り』となっているのです。

単価合計の41~90%割引で実施

各プラン料金下枠内に「黄色」の文字で直葬プランなら「使用品の単価合計\146.500から、49%割引」と書かれてる事に違和感があるでしょうが、直葬プランで説明すると各プランに含まれる項目①②③…⑬の合計金額は146,500円ですが、実際は75,000円(税込)で施行してますよって事です。

「ぱっく60は45%割引」「完全委託は最低でも41%割引(斎場都合による安置日数・ドライアイス追加加算一切無しの為)」「家族葬プランは100万円~200万円が葬儀屋相場、17万円(税込)だから相場の1割価格」で施行提供してるということ、各単価は完全無視した葬儀支援料金設定です。

当支援センターで設定してる各単価で高い項目はなく、安いか同等の合計額の更に半額提供って感じです。

馬鹿げた料金設定を続ける2大理由

葬儀支援センターだから

人の死を喰いものにしてはならず、家族の後悔心に付け込む葬儀屋商法は邪道、更に人の死に序列があっては成らない、これを道理と考えると『誰にでも選択肢はあって然るべき』だからです

人生は生まれた瞬間から不平等だけど「人間」としての価値に違いはなく「死」を差別すべきでない。これが17年間葬儀支援を現場で施行してきた僕の本心です。

食えれば良い

僕の影響かもしれませんが千明ちぎらも食えれば良いと考える人間、17年間食ってこれたのだから、そのまま走り続ければ良く、食えなくなった時は「あんしんサポート廃業」と考えている

普通に「食えて」「生き甲斐」が持てる日々があれば良い、加齢に比例して金や物欲は薄れ、健康で生き甲斐を持て小さな幸せを繋いで生きられたら良いと思う自分がいます。

「一銭も無くても死後費用の心配をせず生きられる世の中」が最終目標ですから、自分が納得できる料金体系で食え無くなったら、世の中から不要と言われてるのだから廃業と考えている。

料金値上げをしたくない

円安による物価上昇が何処まで続くか分かりませんが、行ける所まで行けば納得できるだろうから、利益は減り続けてますけど今回各プランの値上はしてません

2023/07に全会員宅に送付した各プラン料金に変更ありませんので、2025/01作成したパフレットは送付しません。パンフレット作成、角2封筒作成、挨拶文印刷、送料で100万円掛かるから、館内掲示・館内パンフレットは印刷中ですから20日過ぎには館内に配置できます。

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