「死」にまつわる手続き一覧

我想う支援日誌
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葬儀支援は葬式施行の支援と思われるでしょうが、内容・使用品・料金が明確なので最終打ち合わせは5分もあれば完了に対し、死後手続き2時間は当り前に掛かる現実、まず「家族に知識が無いこと」「常識のように言われてる嘘が多いこと」「一カ所で全てのアドバイスが得られないこと」でしょう。

90%以上の会員家族が死後手続きアドバイスが助かりましたと言われる事から、直近で葬式や死後手続き経験のあった人以外は『何が分らないかすら分からない人達』ですから、一例として2024年4月1日~施行された『故人名義の不動産は3年以内に名義変更しないと罰則対象となる事がある』とする法律自体知らないとか、行政で相談しても司法書士に依頼するよう言われるそうです。

資格職業なら司法書士限定ですが、自分、家族、友人などが作成しても問題ありませんので、できる限り費用が抑えられる対応策を家族毎にアドバイスしてます。2024年7月1日時点の対応は知りませんが、コロナ感染時は電話相談だったそうで、直接聞いて分からない人が時間指定のある電話で分かるはずありません。

不動産名義変更は評価額の4/1000(1千万円で4万円)が登録免許税名変する税金+名義変更登記に必要な法務局・市役所で取る書類代+司法書士費用は10万円前後(実際に依頼経験のある人達の声)の合計ですが、司法書士報酬代が節約できます。法務局の書類作成は弁護士、税理士、行政書士等ではできません。

一例として不動産名義変更の大枠を挙げましたが、死後手続きは沢山ありますので、何処で、どんな事を、いつまでにすれば良いか等、会員さんに話してるように書きますので理解できると思います。但し、各家族毎の事情は全て違いますから、質問のある方は下記まで詳細を書いて送信してください。

『infoansin-sien.net(は半角に置き換えてください)』までご質問ください。本ブログにて掲載可・不可を明記して頂ければご希望に沿った対応をさせて頂きます。

言葉は知ってるけど正確な意味を知らない熟語

・親族とは
・法定相続人とは
・親子の縁は切れるか(時々ある)

死後手続き一覧

⓪ まことしやかに囁かれる「嘘」に惑わされない
① 国保からの葬祭費手続き(生活保護者対象外)
② 故人の預貯金(通帳)管理
③ 未払い年金の受取り方
④ 生命保険金について
⑤ 故人名義の不動産手続き
⑥ 故人名義の自動車・携帯・電話等について
⑦ 相続税について

上記①~⑦に

①②③ カードで引き出しできるようしておく
④ 生命保険金は基礎控除額とは別途計算(法定相続人1名に付500万円加算可)
⑤ 法定相続人の誰名義にするかは生前決めておきましょう
⑥ 自動車は生前、形態・家電話は死後で問題なし
⑦ 相続税が掛かる故人のほうが少ない(当支援センター会員)
※ 上記は全て「遺言書」に記載しておくのがベターです

特殊なケース例

  1. 財産より借金が多い故人の法定相続人は必見(相続放棄)
  2. 前妻、前夫との間に子供がいる人は要注意(法定相続人)
  3. 名義変更してない不動産のある法定相続人(ネズミ算の如く増え続ける)
  4. 評価額100万円以下の登録免許税免除は2025年3月末まで(特例措置)

会員は葬式期間の中で個々の事情に合せたアドバイスを対面で行いますが、ブログでは基本的なアドバイスしかできません。また次回から記載する内容で厳密に言えば違法と言える対処法もありますが、法定相続人間で問題なければ暗黙の了解で行なわれている事です。

また他の法定相続人を陥れるなど自分だけが良ければ的な発想の質問には対応しません。ついでに言うと当支援センターの経験則から言うと、故人資産1,000万円前後~2,000万円くらいが兄弟姉妹が劣悪な関係になる気がしてますから、親が思ってるほど大丈夫ではない印象があります。

次回から上記をひとつ、ひとつ、日々支援の中で実際に行っているアドバイスの詳細を書きますので、対象者がおられる方、対象者自身で参考にされると良いでしょう。

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