葬具単価を見直してみた

我想う支援日誌
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物価上昇中

先日ガソリン値上、前橋で一番安い価格\155が、\162に上がりましたが群馬県平均価格176円より1ℓ.\14安く、昨日散骨に行った沼田市は平均\183らしく1ℓ.\21の差があります。

という事は全ての物価が更に上昇するのは確実、皆さんも物価上昇は実感されてるでしょうが、葬式で使用する葬具類も値上がり必須ですから、とりあえず現状の原価計算をしてみました。


「棺」「骨壺」「搬送シート」は年内に数回値上され中国産が多く、過去の経験則から言うと「春節」休暇後に値上されるケースが大半なので来年3月~4月頃が値上のピークでしょう。

葬具・項目単価は低設定で不明追加なし

プラン設定だから単価表記不要ですが、僕には理解できない高額設定をしておき「会員半額!」と謳う詐欺まがいの商法も平気で横行する業界なので、あえて単価記載してるわけです。

更に言うと、例えば「安置・保冷剤は各48時間(死亡時刻~24時間以内の火葬できません)」「安置所費用(自宅安置無料ならOK)」等々、必須項目が欠けるプラン設定も多く、加算必須の嘘つきプランを堂々と掲載できる神経も理解不能な業界、但し火葬予約が取れず追加加算は当然と理解しましょう。

本当の家族目線プランとは

絶対に必要な項目は全て含み、無くても問題ない項目は排除してあり、各項目単価が明記してあり、追加が発生する条件と追加価格も明確に記載してあるのが最も利用者目線のプラン

本当の家族目線プランが無い理由

① 安く見せられず誤魔化せなくなる
② 葬式単価が確実に下がってしまう

だから利用プランに無用な項目や葬具まで含めたり、プランに「棺」が含まれてるのに三択で選ばせたり、意味不明な項目(例えば、式典奉仕料…etc)を創って加算したり、必須項目にも関わらずプランから外して追加させたりと葬式経験者なら「そうそう!」と思える現実が当り前に起こるのです。

現状原価で売価設定してみた

あんしんサポートは各単価合計よりプラン価格が40%以上割引してあるので原価割れする項目も出てきました。その代表例が「棺」単価\22,000で、直葬プランに含む項目合計\142,000、プラン価\75,000ですから単価合計の47%割引なので棺価格は\11,660ですが\11,660では購入できず原価割れした赤字です。

同様の項目は他にもあり、2024年12月現在の原価から最低限と思える売価算出、人件費、地代家賃、電気水道光熱費等も考慮すると経営は成立しませんので、2名分の人件費(搬送~拾骨まで下限3日間で試算)を加算す、我々の労働を無償と考えれば人件費分が利益計上できる。

現在の3万円とは1人1日5,000円、最低時間給1,000円で1日5時間勤務では無理だから、一般社員なら労働基準法に抵触するので超低報酬の役員限定以外は成立しない事業と分かる。

出来る限り値上げしたくない

国保から支給される葬祭費5万で骨壺に納まれば「一銭も無くても不安なく死ねる」が設立当初の目標、実質赤字だったけど3年後に完成、ところが消費税8%になった途端、便乗値上げが横行して継続不可能となり\75,000で続けてる訳ですが、この料金に納得した事はありません。

現在も「ぱっく60プラン(直葬+散骨) \110,000」に直葬5万円を残してあるほど少しでも値上は抑えたい、、されど来春に想定される物価上昇との狭間で悩む年始になりそうです。

単価価格見直し・プラン価格据え置きで作成

単価価格は修整してプラン価格据え置きすると、直葬プラン単価合計 \146,500なので49%割引となりますので、年始からホームぺージは変更、印刷は少量しておき、春先の各葬具値上げを確認した後、最終プラン価格を決定しようと思ってますが、問題はガソリン・灯油等の値上げによる価格高騰です。

あんしんサポート葬儀支援センターに足を運び、これで死後費用の心配をせず過ごせると入会された会員さん達のことを考えると、出来る限り値上げしたくないのが本音です。

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