今回の話題は1回では書ききれない可能性が高く5分以上の内容になったら次回に繰り越します。
さてさて、前回ブログで団塊世代の終幕期に入った感があり2030年代の葬式最盛期の利益を目論んで、新規参入、既存葬儀屋は各地域に安置・小式場の増設などで、皆さんの地域に葬儀屋が増えますと書きましたが、同業者が増えれば広告宣伝合戦も顕著になります。
基本は当社は安いですよの『安売り合戦』、続いて安置所が自宅にように使える等々の『付加価値合戦』で値引き合戦の回避を図るなど、広告は20年前と違いネット広告が一番多いです。
ネット広告の問題は『クチコミを書く商売が存在することです』当支援センターにも毎日のようにメール、電話営業が入りますからクチコミ数を増やすのは簡単なので当てに成りません。
公営斎場と提携してるような書き方、公営斎場を自社のような書き方も見ますが、そんな嘘や誇大広告を堂々と書ける葬儀屋が信頼できるはずがありません。消化器の訪問販売で「〇〇消防署のほうから来ました」と言って信用させるのと同様、かといって他に参考になるものが無いのも確かでしょう。
最善は友人、知人、同僚、親戚などで支払いまでした葬式経験のある人達の本音を聞く事、それも1人2人で無くできるだけ多くの人達に聞くのがポイントです。大勢に聞く理由は話してくれた人と我が家の生活水準、価値観、宗教感などは違って当然だからです。
そこで最適とまでいかなくても、我が家に適した葬儀屋の選択ができる程度の基準とすべき項目を書き記しますから、保存するなりして参考にされると良いでしょう。
余計なお世話なのですが「誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の中にしたい」が、あんしんサポート葬儀支援センターの設立目的であり完全会員制ですから、利用者を募る広告合戦からは蚊帳の外というか対岸の火、当支援センターでは直接力に成れない地域の人達への支援にもなるからです。
会員だから安心ではない
まずは葬儀社会員登録してある家族も多いでしょうが「会員登録してあるから安心は大間違い」会員「半額」「〇割引き」「〇〇サービス」「大特価」等の文字での判断は論外、葬式が発生し、直葬なり、家族葬なり依頼した場合の最終支払い額を書類で見積ります。
詳細不明で見積出来ないと言われたら「〇〇病院逝去」「安置は依頼先施設」「安置48時間」「会葬者10名」「一番安い霊柩車」「〇〇斎場火葬」「食事なし」「返礼品なし」「絶対に追加される項目の合計」の見積りを依頼すれば、家族葬なら使用式場は相手方が勧めてくれるでしょうから総支払額が分るはずです。
火葬中待合室、返礼品等は別途計算すれば問題ないので、同条件で数か所の葬儀屋から見積りを取れば本当に会員メリットが有るか無いかまで分かり、利用時に見積書を担当者に出した上で葬支払い額の再確認をすれば普通の葬儀屋なら納得できない追加はされません。
続いて価格・使用品・追加条件と単価
直葬プランで必須となる項目
「お迎え搬送」「搬送シート」「棺(布団一式)」「線香具一式」「安置所48時間と48時間保冷剤(冷蔵庫)」「死亡届出代行(コピー1枚)」「火葬場まで棺搬送」「骨壺一式」以上ですが仏教以外の信仰の場合、線香無用もあり得ますが基本的には1項目でも欠けたら追加必須です。
一方、遺影、読経、戒名、湯かん、白装束など、無くても全く問題ない項目もあるので、必要な家族は追加すれば良く、不要な家族は勧められても追加する必要はありません。
家族葬の場合上記+「式場使用料」「宗教儀式一式」「プランにより人件費」「必要なら祭壇に飾る供物類」等の追加が必須となりますので、それぞれの単価やプラン価を確認しておきましょう。
① 搬送距離(車庫-病院等-安置所)による追加、時間帯による追加もある(10km迄なら追加必須プラン)
② 火葬待合所は斎場毎に無料・有料があり、高崎市は使用しなくても火葬場に行けば部屋代を徴収される
③ 棺、骨壺等の葬具の単価や価格確認は「これと同じ物」と写真を見せましょう
※ 葬具等の単価は葬儀屋の自由ですから高くても安くても確認だけしておきます
※ 2024年現在の棺は6尺山型フタ付布棺が主流です
※ 当方は身長180cm台でも6尺棺に膝を曲げて納めますが、その辺りは家族の感性で確認します
(火葬後の焼骨は担当者が細かくするので足を延ばして納棺する必要はなく棺サイズ変更は2万円~倍額もあるからです)
※ 骨壺は東日本は7寸白骨壺(箱入)が主流、大柄の故人でも焼骨は崩すので問題ありません
④ 必ず追加される項目があれば全て税込単価を明記して貰います
※ 安置24時間設定なら追加必須プラン、48時間設定が最低条件です
※ 安置起算が午前0時の場合1日余分計算が多い(入室時間起算が公平です)
※ ドライアイス追加設定時間に注意(猛暑以外60時間単位の追加で充分)
※ 安置追加1日3万円、5万円も普通にあるので要注意
⑤ 条件により発生する追加は全て「発生条件」と「単価」も明記して貰います
※ 上記「搬送距離加算」「時間帯加算」「安置加算」「プラン外の追加加算」「飲食加算」「返礼品加算」などありますが事前に計算式を確認しておく事です。
くれぐれも葬儀屋との話だけで納得せず、書面で確認しておかなければ後で後悔する葬儀屋が多い事を忘れてはいけません。その辺りも、その葬儀屋を利用して支払いまでされた方の話しなら信頼できるでしょう。
最期に一番肝心な葬儀屋毎に違う流れ
冒頭で書いたように5分を超えますので、引き続きで次回記載します。
コメント