迷ったらシンプルに考える

我想う支援日誌
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Simple is Best. 昔からよく使われる言葉ですが、時々納得させられる言葉でもあります。

つい最近ではブログが壊れた時、ネットサーフィンすると様々なデザインのサイトに出会い『良い感じだなぁ』『これも良いな』と思う。

新しいサイトを作ろうとするとネットサーフィンで見たサイトが頭に浮かぶが、あれもこれもと取り入れたらグチャグチャになる。

そこで壊れたサイトを思い出してみると結構ガチャガチャした印象があり、とにかく分り易く見やすいサイトが一番だろうと考えた。

モノトーンベースで迷子にならず改行はスマホの見た目を意識して出来上がると、シンプル イズ ベストの言葉が頭に浮かんだ。

僕が使う言葉で「葬儀とはなんぞや」があるが葬式の原点や歴史をじっくり考えた事があるだろうか。

・葬列を組んで歩いた
・籠にお金や菓子を入れて振りお落とした
・屋根に向かって矢を放った
・自宅で葬式が当り前だった
・隣近所が全て食事を作った
・葬式が終わると念仏を唱えた

今では全く見なくなった慣習は挙げればきりがないほどあったが無くなっても全く問題はない。

人間が誕生した時から今まで「人の死」で変わらない事はなんだろと考えてみた。

『人が死ぬと死体が残り死体を処理する』

時代や地域差はあるが「山に捨て獣や鳥の糧にした」「土葬した」「火葬した」「川や海に流した」この部分だけが、どんな時代でも行われたきた事。

葬式とは『死体処理』をすることなのです。

葬式であーだ、こーだと言ってる事は全て死後でなく、生前しておかなければできない事ばかりだし、生前に何もせず死後に騒ぐことに違和感を感じるは僕だけではないだろう。

先進国でも高額な日本の葬式を創り上げてきたのは「葬儀屋」と「葬式坊主」です。この点を商売だと認識した上で利用するなら問題ない。

みんな僕みたいに「変だ」と思う人ばかりでなく日本人の多くは素直と言うか、戯言でも簡単に騙され易い人が多いようです。

これではいかんと強く思った出来事があります。

2007年に立ち上がった当時は信士信女戒名の葬式は15万円の布施でした。

ところが数年後、突然一斉に30万円の倍額を布施として請求するようになりました(これは談合で独占禁止法違反だろ)この時から大多数は宗教者でなく葬式坊主という商売だと分りました。

暫くは迷いましたがひとつの結論を出しました。

『今の葬式を良しとする人達は好きにすれば良いし俺には関係ない』 しかし‥‥

『諸事情で余裕の無い人で助けが必要な人だけは守ってあげたい』

・最低限の料金設定にする
・追加は一切出ない内容設定にする
・追加が出る条件は明記する
・誰が見ても違和感の無い品質にする
・葬式、法要、遺骨全てに対応する
・できれば金額以上のものを提供する
・当然会員制を敷くべきで段階を踏む

これを実現化すると時代の中で「素朴」なものを使用する事になりますが「質素」ではありません。

例えば「棺」なら昔は「白木平棺」が普通で素朴でしたが、現在は「白布棺が素朴」ですから「白木平棺は質素」に見えます。

シンプルとは「素朴」ではあるが「質素」とは違うと考えます。だから誰が見ても違和感の無いものがシンプルと表現できるものでしょう。

その結果『Simple is Best+α』の支援プランが続々と出来上がったわけです。

言葉を変えれば「結婚で大事なのは結婚式でなく結婚後の生活です」葬式も一緒「家族の死で大事なのは葬式でなく葬式後の生活です

何事に於いても迷ったらシンプルに考えてみることをお勧めします。

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