最初から商売として成立してない
あんしんサポート設立前、国民健康保険から葬祭費の名目で5万円支給されると分ると『5万円で骨壺に納まれば一銭も無くても死ねる』損得も考えず、葬具原価すら知らず、5万円火葬を目指して3年後、人件費や諸雑費は出ませんでしたが無理矢理完成させた経緯があります。
「今の葬式は高過ぎる」ことある毎に何千回、何万回と公言し続けたのですから潜在意識に刷り込まれて当然、これが17年後の今も主張が変化しない最大要因、ただ商売として成立しませんから失敗すれば『馬鹿な奴』と言われて当然ですが周囲、利用者、時代にも助けられて今があるように思う。
「追加不要」「無駄排除」「超低価格」
全プラン「必須項目完備」「無くても良い項目排除」「可能な限り低価格」そして「必要項目は追加できる」多分、消費者が最も求める設定ですが、実際は有りそうで無い設定です。
理由は単価が下がるからで『余分な項目を入れて高額にする』か『必須項目を外しておき追加させる』このどちらかの設定しか無いのが現実でしょう。
例えば「位牌」「白装束」「安置4日間」「生花」などプランに含めた料金設定なら、不要項目や安置2日なら余分な費用を払うことになり、「安置」「霊柩搬送」「ドライアイス」を含まないプランなら追加必須、また「お迎え搬送10km」も追加必須、殆ど謳ってませんが「夜間・深夜・早朝」追加も同様です。
上記が最低限の必須項目、1つでも欠けたり、条件を待たさない項目があれば追加必須となる欠陥プラン、逆に言えば上記以外の項目は直送に於いて無くても問題ありません。
※ 見て分かるように「生花」「遺影」「白装束」「湯かん」などは無くても問題ありません。
追加不要の最低価格を表示
例えば24時間以内の火葬はできませんから48時間の安置は必須ですが、72時間以上で設定した場合48時間以内で終了する家族からすれば余分な費用を払うことになります。
遺影、白装束、生花なども同様、病院での逝去は開口部を塞ぐ処置後、全裸にして清拭しますので改めて湯かんを行う必要はないと現在は希望者のみ行う項目にしてあります。
単価と実際は料金は異なる
あんしんサポートは葬祭費5万円で骨壺に納まれば――、が最初の目標でしたから今以てプラン料金が先に決まり、且つ特別葬儀支援プラン三種は、式場祭壇・人件費ともに0円設定の為、項目単価より必ず低価格で実施する事になるのと、0円設定がある為、各項目単価がプラン毎に異なります。
また家族葬プラン17万円(宗教者謝礼5万円+109090円+税10,910円)は人件費3万円計上してる事から、宗教者謝礼を除いた全項目で12万円(109090円+税10,910円)この、あり得ない料金設定となっているのには2つの理由があります。
最近はネットでも販売してるようですが当支援センターは販売して終わりではありません。その点を理解した上でホームぺージ掲載の特別プラン項目の実質価格を見れば分かります。
まず17万円家族葬プランを設定した当時、直葬プラン(火葬だけの葬式)の全国平均が17万円でした。直葬料金で宗教者(読経・居士大姉戒名)を含めた家族葬が可能になれば、家族は勿論、故人の兄弟姉妹を始めとした親戚にも嫌味を言われず、温かく送ってあげられるからです。
人の死亡率は100%、多くの故人は終幕前に病院や施設で多額の費用が掛かりますから、余裕が無くても不思議ではなく、終幕後も貧富の差を出す葬式の在り方に疑問が湧く、せめて終幕間近の人生くらいは死後費用の心配をせず心穏やかに過ごして欲しいと思う。
それと実際は人件費3万円分を赤字補填に使いますが「我々が動くのは無料では無いのですよ」と理解して貰う為の設定でもあります。さすがに最近はいませんが、当初は5万円プランでも儲かると思ってる人、助成金があるから安くて当然と思ってる人も、勿論そんな人達の入会は拒否してきました。
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