根が意志薄弱だからの「有言実行」

我想う支援日誌
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朝さえ起きられない

夏休みで思い出すのは「朝のラジオ体操」近所の保育園庭から「新しい朝が来る~♪」と歌声が聞こえると起こされ、首に出席カードをぶら下げられて行くのが日課で夏休み中はずっとラジオ体操があった。

皆勤賞はノート1冊と鉛筆1本、続いて歯医者なんだけど嫌で逃げ回ってた。今にして思えば『ちゃんと行っておけば良かった』と思うような奴、歯医者に限らず後悔過多の人生を生きてました。

朝と言えば、中学3年は年間遅刻100回以上、教室後の黒板にある遅刻者欄から「武井」の文字が消える事はなく、夏休み前は濡れ雑巾で消すほど、毎朝5分間テスト終わって始業までの数分間に登校、それだけ正確に到着するならテスト前に登校すれば?ですよね。

毎晩午前3時までパックインミュージック、オールナイトニッポンのラジオを聞いて朝は起きられない、深夜放送を聞く人の多くは勉強してる人達なのに、勉強はせず夜更かしで遅刻常習者の単なる愚図。

面倒ならやらず、嫌ならやらず、寝坊すれば従業員の人に頼んで車で送って貰い、金は親が持ってるものと思ってたし、好きな事はやるけど面倒な事からは「逃げちゃう」ような奴で、屁理屈は言っても実際はのらり、くらりと意志の弱い人間と自覚できたのは22才で結婚する前じゃないかなぁ・・・

不言実行は無理、でも有限実行ならできる

愚図のくせに自我(プライド)だけは一丁前なのと、小学校からIQが高いと言われ続けてきたからか、自分の能力は高いのに上司や会社に見る目がないと考えてた時期もありましたけど、結婚を機に多少責任感が芽生えたのか、能書きはどうでも良く結果が全てと気付く事になった。

運動、勉強、仕事、何をしてもそれなりの結果は出るが特筆するほどひいでたものはなく『俺は凡人だな』と認めた所から人生が好転し始めた実感があるから、掛け値なしの自分の能力を正確に知り、自身の性格に適した対策を実行する以外、確実に前に進める手段は無いと悟れた気がします。

意志薄弱だから不言実行は絶対無理、実践するなら有言実行だけど、方向音痴が運転して目的地に到着するなら最初にすべきは目的地の場所を正確に知る事、俺がどう思うでは無いとの自覚した上で目的地(対象者)に聞けば良いと考えるようになったような気がします。

自分がしたい事より、それを望む人達が多い事を優先

好きな事を仕事にする人もいれば、やりたい事の無い人(僕)でも共通点はある。例えばパン屋になりたい人が自分の好きなパンを焼いたとしても、それを喜んでくれる人がいなければ商売として成立しませんから、作りたい物を作るより多くの人が欲してくれる物を作るはず。

物品販売なら「より良い物をより安く」が王道、営業時代は物を売るより信頼を勝ち取れば結果は付いてくるし、美容室は来店する度に周囲からの好感度があがれば他店に行くことはなく、どんな商売でも対象とする人達の多くが望むことを形にして実践し続ければ繁盛するのは当然なんです。

公言すれば是非が分る

「より良い物をより安く」と公言する商人は沢山いるだろうけど、唱えるだけでは意味はなく、実践し続けられなければ信用を失う事になり、利用者や客数は増えるどころか減るでしょうから、普通の頭脳を持ってる人なら言ってる事とやってる事が違うと思われてるのは理解できるでしょう。

だとすれば繁盛してない商売や事業は上記と逆のことをしてるからです! ところがこんな分かり易い法則にさえ気付かない人達が商売や事業をするから失敗するのも当然なんだけど、何で分からないかは先述した自分の能力や資質を過大評価してるか気付かないからです。

公言するとは、諸刃もろはの刃だから貫き通す自信が無ければ公言すべきではありませんが、能力は凡人でも自分に対して勝気だったり、言った事は貫けるだけの意志力があるなら『特効薬』にもなります。

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